英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
トップ>英単語小話>customが複数になると習慣から税関に
ある英単語が複数形になると、別の意味を表すことになることは珍しくありません。
arm(腕)が arms になると「武器」に、interest(関心事)が interests になると「利益」に、なるのがその一例です。
なぜこのように突然、別の意味となるのでしょうか。
これら2つには特に関連が無い様に見えますが、実はこれらの意味の変化は理屈づけて考えることもできます。
arms の場合は「腕」がたくさん集まると、大いなる「武器」へと昇華していき、
interests も、いつの世も「関心事」であるお金を集めていくと「利益」が生じてくるというわけです。
このように、複数形の意味が単数のものとは異なるとはいっても、一定の関連性を読みとることは可能です。
ところが、custom(慣習、習慣)が複数形の customs になると、関連性をまったく感じない「税関、関税」という意味になってしまうのはなぜでしょうか。
実は、一見すると関連性のない単数と複数の意味ですが、「慣習、習慣」というキーワードで、接点が生まれているのです。
かつて、「関税」は有料道路の料金所で徴収する通行税を意味していたのでした。その道を習慣的に利用する人たちを対象とした税であるため、customs は「通行税」から「関税、税関」という意味に発展していったということなのです。
同じ「習慣」をキーワードに custom から発展していった単語には、習慣的に着ていた服装や衣装をさす costume があります。
ボキャブラリを強化しようとするとき、ただ単純にそのまま単語の意味を暗記しようとするのではなく、それぞれの関連性や語源、いきさつなどを含めて覚えるようにすると、とても覚え易くて忘れにくくなるものですね。
■関連ページ:<英単語小話>
・第24話:「着ている」はwear、「穿いている」は?
・第25話:英語では水もお湯も「ウォーター」
・第26話:driveは車の運転だけの単語にあらず
・第28話:英単語には全て単数と複数がある?
・第29話:パンツを誤解して大恥をかく
a:23329 t:2 y:2