英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
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今回は副詞の類義語、first, first of all, at first の3つの違いと使い分けについてです。
会話の中で「まず始めは~」「初めて~です」「最初は~だった・・」というような表現は良く使うことと思います。しかし、すべての表現に英単語の first が入っており、何となく似たような意味のようにも見えてしまいます。
このように、少しでも疑問と感じる部分があったなら、すぐそのタイミングに復習するのが一番記憶に残るやり方ですので、早速、確認をしてみました。
■問題1:
まず次の問題を考えてみてください。
文法を良く理解していないとすごく迷うような気がしますね。
1)I'll never forget the day we ( kissed first / first kissed ).
わたしたちが初めてキスをした日のことを、決して忘れません。
いかがでしょうか?
解説:
まず first についてです。その意味としては2つあり、「まず始めに」と「(文中で)初めて・・する」です。
first が文の最初か最後に置かれた場合は、「まず最初に」という意味で使われることになります。
例文: First I had to take medicine.
まず始めに、薬を飲まなければならなかった。
問題1の「初めてキスをした日」のようなケースは、「初めて~する」という意味合いですから、first は”文中”で一般動詞の前に置かれることになります。
従って 問題1の答えは「 first kissed 」となります。
■問題2:
次の問題です。いつも気楽にサッと使っていますが、こうやってよく考えてみると、これも少し迷いそうな気がします。
2)( First / First of all / At first ), I thought she was crying, but she was not.
最初は彼女は泣いているのだと思った、しかし泣いてはいなかった。
さて、違いがわかりますか?
解説:
次は first of all と At first についてです。
first of all ですが first の「まず始めに」と同じ意味合いで使われます。
しかしその違いは、first of all はこの first の使い方での強調形となります。そして普通は文の最初に置かれることになります。
例文:
First of all, I want to say that I am not happy with that.
第一に言いたいこと、私はそれに満足していないということだ。
次に、
at first ですが、「最初は」という意味で使われますが、実はその裏には「しかし、そのあとは…」という意味合いが含まれています。
従って、問題2の「最初は泣いていると思ったのですが、実は泣いていなかった」ですから、 問題2の答えは「 at first 」となります。
そしてこのようなケースの場合、at first に続く文のあとに通常は、but や then, later といった語が続きます。
いかがだったでしょうか?
本当にこのニュアンスの違いをわかって、使い分けていくというのは結構大変なことですよね!でもそれができるようになると・・、中級の仲間入りができるのだと思います。
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