英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
トップ>副 詞>about, around, approximately
英単語で「おおよそ」を意味する同意語はいくつもありますが、よく使うのは次の3つだと思います。
about / around / approximately (数値、時間において)
about は普段の会話で非常に良く使っています。
それに対して around は時折り使いますが、about とのニュアンスの違いについては、あと少しはっきりしていませんでした。
また、approximately もいろいろな記事によく出てくるのですが、その使い分けが不明確でした。
いずれもよく出てくる単語なので、何としても理解しておく必要があると考え、意味の違いと使い方について調べてみました。
数字を表すときに使う場合、about も around も似たように位置を表していますので、どちらを使っても問題ありません。
いずれも交換可能ですが、意味ではわずかなニュアンスの違いがあります。
・about 「何かの周辺に」(漠然とその近く。目標値に近い付近)
・around 「何かの周囲に」(一回りする感覚。数字なら+もあるし-もある)
という感覚の違いです。
・about \300の場合
本来なら正確に言えば305円なのだけれど、まあ「およそ300円」と思っていてください・・といった、少し確度の高い言い回しの感覚になります。
・around \300の場合
大まかに見て 300円 ぐらいのあたりといった感じ。
295円 かも知れないし、312円 かも知れない。
よく聞く高々 300円 前後の商品だ・・といった感じです。
ずれてもまあ 300円 から大きくズレることはない・・といった感覚。
従って、about の方がよりその値に近いイメージとなります。
しかし・・です。
わずかなニュアンスの違いなので、初・中級の日本人が日常会話で使うレベルならば、細かくこだわるところまでは考えなくても良いでしょう。
about と同じ意味ですが、少し堅いニュアンスで、改まった場面で使われることが多いです。
about よりもさらにその数値への近さをニュアンスの中に含んでいる語となっています。
従って、小数点を使い細かく表しているような数値の場合は、about ではなく approximately を使った方が良いでしょう。
例文 :
She is approximately sixty.
彼女は、だいたい60歳です。
The bridge is approximately a mile long.
その橋の長さは約1マイルである。
How much, approximately, did you receive?
いくらくらい受け取ったの?
The area is approximately 100 square yards.
面積はおおよそ 100 平方ヤードある.
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