英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
トップ>副 詞>besides, moreover, furthermore
今回は「その上~」という意味の類義語、besides, moreover, furthermore の3つ。
この英単語も日常会話で良く使う副詞の一つです。直前に話したことに対して、更に別のことを付け加えようとするようなときに用いられます。
先週、オンライン英会話のフリートーキングのときに、「その上…」と言おうとして「besides」と言いかけて、一瞬、「あれっ moreover だったかな?」と迷ってしまいました。
結局 moreover を使ったのですが、実は、結果として besides を使うべきだったようです。意味は正しく伝わっていて、先生に指摘されるようなことはなかったのですが、すっきりしなかったので、あとでしっかりと再確認したのでした。
日常会話のくだけた状況で使われます。理由などを述べるため、直前の文に簡単な内容を追加しようとするときに使われます。
例文:
I got lost at the mountain. Besides, I lost my cell phone.
その山で道に迷いました。その上、携帯電話を失くしてしまいました。
It's too cold to go out now. Besides it's starting to snow.
今出かけるには寒すぎる。その上、雪まで降り始めた。
besides, moreover, furthermore は接続詞ではないので、文頭に置くときは前にピリオド(.)を置いて、二つのセンテンスに分けて使います。
また、前にコンマ(,)を置いて二つの文をつなぐときは、接続詞の and を追加する必要があります。
I got lost at the mountain, and besides, I lost my cell phone.
また、次のように文尾に置いて、「それ以外に」の意味を表す使い方もあります。これは前置詞としての使い方です。
moreover には前置詞としての使い方はありませんので、この部分でmoreover は使えません。
例文:
I have two sisters besides her.
私には彼女以外に二人姉(妹)がいます。
改まった場面で使われます。直前の言ったことに新しい情報を付け加えたり、支持するときに使われます。
besides と moreover の違いは、formal か informal かの違いです。
informal である日常会話では、besides が使われて、formal な場では moreover が使われます。
副詞としては besides と意味の違いはありません。
例文:
He was cool, and moreover he was single.
彼は格好良いし、さらに、独身だった。
Moreover, another tax increase is scheduled for next year.
さらに、来年にも値上げが予定されています。
moreover よりも改まった場面で使われます。
furthermore と moreover は副詞であり、「そのうえ、さらに」という意味での同義語で、ほぼ同じ意味となります。
主として書き言葉で使われて、議論などに別の論点を追加するような場合に使われます。
しかしここ最近は、furthermore を使う人が少なくなってきているようです。
例文:
I don't know what happened to Jim, and furthermore, I don't have interest.
わたしはジムに何が起こったのか知らないし、その上、興味もない。
Furthermore, I want to cultivate my mind.
さらに、精神面も磨きたいです。
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