英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
【例文】
A: What caused all of the electrical problems at the office today?
B: I think there was a short circuit.
A: 今日会社で、なんであんな電気系統の問題が起こったんだろう ?
B: ショートしたんだと思うよ。
【解説】
・make a problem との微妙なニュアンスの違いに注意が必要です。
・cause a problem という表現は、問題の原因を表わす語句を主語とします。
・したがって、人以外の現象や出来事、機械などが主語になることが多いです。
【例文】
A: I have a problem. I need someone to talk to.
Do you have a minute?
B: Of course . Go ahead; I'm all ears.
A: 問題があるんです。誰かに相談しなくてはいけないんだけど。
あなたは時間ありますか?
B: もちろん。話して、ちゃんと聞いてるから。
【解説】
・「問題がある」と言いたいときに、
There is a problem.
という表現はあまり使われません。
・だれ(何)にかかわる問題なのかを明確にするために、問題を抱えている当事者を主語にして、 have a problem の形とするのが普通です。
【例文】
A: Sato got really angry about the copier running out of paper.
B: He really makes problems out of nothing.
A: コピー用紙がなくなったって、佐藤がやけに怒ってたよ。
B: 彼って本当に、どうでもいいようなことで大騒ぎするんだよね。
【解説】
・make a problem には二つの意味があって、
一つは「問題視する、問題として取り上げる」、
もう一つは「問題を起こす」という意味。
・後者の場合には 先に上げた cause a problem とほとんど同義ですが、たいていの場合は人が主語になります。
・「(相手)問題を作り出す」といったニュアンスが込められることもあります。
【例文】
A: I don't know how to solve the computer problem.
Could you help me?
B: Sure. What's the problem?
A: どうやってこのパソコンの問題を解決すればいいのかわからないんだ。
手伝ってくれないかな?
B: いいよ。どうしたの?
【解説】
・solve は「…を解決する、…を解く」という意味の動詞で、 solve a problem の形で「試験などの問題を解く」という意味を表わすこともあります。
・solve の代わりに settle という語をもちいることもできますが、その場合には「争いごとや意見の食い違いなどの問題を解決する」といったニュアンスになります。
■関連の記事:
・風邪 (風邪をひく、うつる、…にうつす、ひいている)
・けが/傷 (けがをさせる、する/傷を負う、手当てをする)
・問題/困難 (問題を起こす、ある、抱える、起こす、解決する)
・混乱/迷惑/苦労(騒ぎを起こす、困る、迷惑をかける、手数をかける)
・病気 (病気にかかる、病気である)
a:9778 t:2 y:1