英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
今回は、接続詞の類義語で although と though の意味の違いと使い分けについてです。
本を見て英作文の練習をしていたところ、although と though を使った2つの例文が出ていて、まったく同じような意味に書かれ、その使い方も同じように書かれていました。
どちらも口語的な使い方なので、両方とも though で良いのでは・・と思ったのですが、意味のニュアンスには微妙な違いがあるのではと思い、この際ということで調べてみました。
例文:
Although it was very late, he decided to go out.
とても遅かったけれど、彼は出かけることにしました。
Though she was very tired, she practiced English conversation.
とても疲れていたけれど、彼女は英会話の練習をした。
どちらも意味は同じです。が・・
though / although は、
A に対して B が予期しない事柄や、対立する事柄などを表すときに使います。
二つの接続詞としての意味は「~だけれども」で同じですが、使われ方には若干の違いがあります。
although はやや文語的で、 though は口語的です。
although の方が though よりも formal(形式ばった) な表現です。
従って、くだけた文章では though が使われます。
although は普通、文頭で使いますが、though の位置は自由です。
Although / Though he is only a child, he is calm and thoughtful.
彼はほんの子供だけれども、落ち着いて思慮深い。
この例文のような使い方の場合 Although と Though のどちらも可能ですが、
He is calm and thoughtful, though / (×although) he is only a child.
このような場合は、although は文中で使うことはできません。
though には「接続詞」「副詞」の2つの用法があり、
although には「接続詞」だけでの使い方となります。
though は、" ~, though." のように、文尾に置かれて「でも、~だ」との、副詞用法でとても良く使われます。
It's expensive, though. 「でも、高いですよ」(口語、副詞用法)
although はこのような使い方ができません。
わたしは友人との会話が中心なので、although は使わずに、ほとんどを though にして文頭に置いて使うようにしています。
少しはスッキリしたでしょうか?
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