英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
今回は「~のあと」の意味を表す前置詞の類義語、after, later, in の3つについて、その違いと使い分けについて、まとめてみました。
日常会話では「あとで」とか「~のあと」という語句が良く使われます。そのときに悩むのが「later」と「after」、そして「in」です。
実は使い方が違うのですが、どれも良く出てくる単語で「あと」という意味合いで使われるため、混乱してしまいます。
普段、間違った使い方をしている可能性がありますので、内容をよく確認してみてください。すこしややこしいですが、よく使う単語ですのできちんと覚えておきたいものです。
よく最後の挨拶に See you later. と言いますよね。
「あとでね」というような親しい別れの挨拶です。
この later ですが、「あとで」という意味で、話をしているときよりもあとの状況を話すときに使う語です。その使い方はよくわかっていると思います。(わかっているつもりでした‥‥)
では次のケースはどちらの語句を使うべきでしょうか?
I'm going to see her ( in two days / two days later ).
わたしは2日後に彼女に会うつもりです。
いかがですか? 少し迷うのでは?
・
・
正解は、in two days です。
「2日後、わたしは彼女に会った」という過去のことをいう場合、
I saw her two days later.
となり問題ありません。
しかし、具体的な時間や期間を表す場合は、未来の文には使うことができないのです。
従って、先の文は未来で「2日後」と具体的な期間を表しているので、later は使えないのです。
ですから「two days later」を選ぶことはできません。
例文:
I saw him again three years later.(過去)
わたしは3年後、再び彼に会った。
I will tell you about it later.(未来)
あとでそのことについて話しましょう。
in は時間の経過を表す前置詞ですが、ここでの使い方は「現在を基点にして」の未来のことを表しています。
例文:
I'm going to see her in two days.
2日後に彼女に会うつもりです。
I'll be there in a minute.
すぐそこへ行きます。
after という単語は少し混同し易い単語です。
過去でも未来でも使うことができ、さらには接続詞としての用法の他に、前置詞や副詞としての用法があります。
そのため、それらが入り混じってしまい、迷うことになるのです。
接続詞: ~したあとで、
She went to Osaka after I had arrived.
彼女はわたしが到着してから大阪に行った。
副 詞: 2日後に two days after
She went to Osaka two days after.
彼女は2日後に大阪に行った。
前置詞: 2日後に after two weeks
She went to Osaka after two days .
彼女は2日後に大阪に行った。
というようになります。
ここで注意しておくポイントですが、副詞として使う場合も、前置詞として使う場合も、同じように「2週間後」という意味になります。
しかし、
前置詞として使った「after two weeks」の方が、「2週間」という期間が強調されることを、覚えておいてください。そういう違いだと。
また、after のうしろに未来のある一時点を表す語を続けて、未来の文で使うこともできます。
例文:
This ticket will be able to use after July 10.
このチケットは7月10日から使うことができます。
使い分けの対比です。
ago <--> in
before <--> after
earlier <--> later
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