英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
さて今回は、今まであまり明確な説明に至らず置いておいた、副詞の also と too 及び as well について、説明をしたいと思います。
とても良く出てくる基礎的な英単語で、皆さんも何となくそのニュアンスの違いを理解して使っていると思います。
しかしいざその微妙な違いを明確に説明しろと言われると、うまくできないのです。(わたしのことです)結局、そのまま置いておくのはスッキリしないので、先週はこの違いについて調べました。
なかなか一発でスッキリする説明をしているものはありませんでした。
ひどかったのは、まったく反対のニュアンスを言っているものさえありました。
この2つの語の説明は「本当にむずかしい」か、「同意語でほぼ同じ」のどちらかなのだと思います。
英英辞典でも
also = likewise, too, in addition
too = in addition, also
と挙げられており、同意語との解釈です。
今回は結局うまく説明ができないので、ネットでいろいろと調査した結果に手を加えたもので、載せさせていただきます。一刀両断のスパッとした説明になっていません。ご了承下さい。
alsoは.
歴史的に見るともともとeven so の意味をもっています。
なので、「~でさえも」とニュアンスが入っています。
例文 :
Mary is a teacher. Tom is also a teacher.
メアリーは先生だ。トム(でさえ)もまた先生だ。
つまりここでの主役はメアリー。
(「あんなバカなトムでさえも」のような否定的な意味が入っているわけではないので注意)
tooは.
to が強まった形であると言われています。
なので、「~に至るまで」というようなニュアンスが入っています。
You are ready. I am ready, too.
あなたは準備OK。私に至っても準備OK。
つまり,「あなた」も「私」も同等の立場です。
too:.
まず誰かが何かをするという先立つ行為があり、それと同じことを誰か他の人もする場合。
例文 :
I thought it was going well and he was thinking so too.
この文の場合は too となり、also や as well だと意味が違ってきます。
I saw Spider-Man. Did you see the movie too?
この文の場合も、やはり too だと思います。
as well, also:.
先行文と主語は同じで、それに補足する事実を述べる。
as well のほうが口語でよく使われます。
also は少しかしこまった印象です。
He was also thinking of/about it. や、
He was thinking of/about it as well. は
「彼はそのことについても考えていた」となり、その前に彼が何か別の行為をしていたことが前提となります。
「(他の映画に加えて)あの映画も見たの?」というふうに受け取れます。
also は単独で文頭にくる場合も多く「さらに、それに加えて」という意味で使われます。
as well は大体文末に置きますが、
too は強調したいときに、主語の後に挿入することもあります。
You, too, can come, of course. などのように。
I also learned French.としても、I learned French, too. としても、「わたしも」なのか「フランス語も」なのか誤解される恐れは残ります。
ですが、大抵の場合、文脈や状況で判断してもらえますから、それほど心配することはないでしょう。
先ず、一般的な用法上の違いから言いますと、
・also にはやや「文語」的な響きがあるのに対して、
・too の方は「口語」的な語であるという点です。
従って、会話では too が好ましいのですが、それでも
I learned French, too.
と言っただけでは、「私も」と「フランス語も」の両方に取られるおそれがあります。
それをはっきりさせるためには、前者には「I, too, learned French.」とし、後者には「I learned French as well.」とする手があることを知ってください。
As well とは.
as well (as English, etc.) の括弧を省略したもので、
「(英語などだけでなく)フランス語も」という意味を表します。
これは会話でもよく使われる熟語です。
次に、その他の用法上の違いでは、also も too も「副詞」なので、使われる位置については比較的自由なのですが、それなりに制約もあります。
先ず、also は、.
Also I learned French.とも、
I also learned French.とも、
I learned also French.とも、
I learned French also. とも言えますが、
be動詞や助動詞が使われる場合には、.
I am also learning ...,
I can also speak ...,
I have also been learning ...
のように、それらの動詞と本動詞との間に入ります。
一方、too は、.
I, too, learned French. とするか、
I learned French, too. とするかのいずれかしかありません。
また、「~も(また)・・・ない」のような否定文では、also/too は either となり、次のように言わなければなりません。
例文 :
I cannot speak French, either.
私はフランス語も話せません。
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