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第17話:「いただきます」と「ごちそうさま」の英訳は?

 日本ではご飯を食べるときには「いただきます」、そして
 食べ終ったときには「ごちそうさまでした」と言うのが一般的です。

 それではあなたは、アメリカなどの欧米ではどのように言ってから、
 食べるようにしているか知っているでしょうか?

 中学や高校の英語の授業では、このあたりの文化の違いについて、
 教えてくれていたでしょうか。

 ほとんどの学校では触れられていなかったのではないかと思います。
 今日はこの部分について、調べてみました。

欧米における食事の際の習慣

 欧米で食事のときにどう言ってから食べているのでしょうか?
 恐らくほとんどの方は、特に記憶がないのではないかと思います。

 何も言わずに一斉に黙々と食べ始めるのでしょうか?
 まさか・・・、そういうことはありません。

 幼いころからアメリカのドラマに親しんだ人の笑い話に、次のような
 ものがあります。

 その人は、食事の際の「いただきます」のあいさつは、
 英語では「amen(アーメン)」というのだと、長い間信じていたのだ
 というのです。

 アメリカのドラマでは、家族全員が祈りをささげ、amen と呟いてから
 食事がはじまっていたからですね。

 もちろん amen は祈りの最後に唱える語ですが、それは
 「いただきます」や「ごちそうさま」という食事のときのあいさつの
 ためではないのです。

 それでは、食事のときのあいさつは、何と言ってるのでしょうか?

 ■正解は、
   英語文化には「いただきます」「ごちそうさま」とあいさつを
   する習慣がない。

 ・・です。
 したがってそれに該当する英語表現も、存在しないということです。

 とはいえ、食事に招待された際などは、いきなり食べ始めればいいの
 かというと、それも無作法になります。

 感謝の気持ちや満足感を表明することで、
   「いただきます」や「ごちそうさま」
 に代わる気持ちを表わすのがマナーとなるんですね。

 具体的には
   It looks delicious.(おいしそうですね)
 と語りかけ、

 食べ終えたら
   It was good.(おいしかった)
 といい、

   Thank you for your hospitality.(おもてなしありがとう)
 と締めくくると、
 失礼のない挨拶となるようです。


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