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英語のファーストネームの愛称は、とても難しいものです。
例を上げると、「Thomas」が「Tom」や「Tommy」になるくらいならば、比較的すんなりと受け入れることができます。
しかし、どうしたらそうなるのか・・と考えさせられるものも、かなり多いのです。
例えば、あの大物女優のエリザベス・テイラーの愛称は「Liz」ですが、「Elizabeth」には「Betty」や「Bess」や「Bessy」などの愛称を使う方が一般的なのです。
他にも、「William」が「Will」や「Willie」のほか、「Bill」と名乗ることもあります。
さらには「Robert」は「Bob」や「Robin」に。そして「Richard」が「Dick」になったりもするのです。
まったくもって、良くわかりません!
それに比べれば、「Anthony」が「Tony」になったり、「Nicholas」が「Nick」に縮まるといったものは、まだわかり易い方だと思うのです。
アメリカでは、共通の友人から人を紹介されたりすると、Call me Tom.(トムと呼んでくれ)などと言われることが多いです。
ですが、人それぞれ好んで使っている愛称は違いますし、縮めたりしないで通している人もいますので、決して勝手に解釈して呼び掛けたりしないほうが良いと思います。
親しみを込めて言ったつもりでも、気持の行き違いを生む恐れがあるので。
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