トップその他its, it's 省略形が示す内容の違い

its, it's 省略形が示す内容の違い

いろいろな文を読んでいると、「its」と「it's」の2種類あることに気がつきます。
今回はこの2つの同意語、its, it's の違いと使い分けについて、まとめました。

通常、人間や生物の所有格を表すときは、語尾に「-'s」を付けて表します。
例:
・It's a John's book.
・Lucy's computer is very expensive.
・That is my uncle's house.
・The dog's tail is very long.

それでは、例えば猫を示した「it」の所有格は、どうなるのでしょうか?
it's」となるのでしょうか?

 

its が示す内容

代名詞 it の所有格です。この場合は「its」と、アポストロフィを付けないで書くのが、正しい使い方となります。

its の語源は、it's(= it + 所有を表す 's )の変形 なので、名詞の前に置き、修飾語として使います。

The kitten licked its paws.
子猫は自分の足をなめた。

それでは「it's」は何でしょうか?

it's が示す内容

2つあります。

一つは、
It is を短縮形にしたもの。

もう一つは、
It has を短縮形にしたものです。

It's snowing outside.
外は雪が降っている。

It's been years since I've visited Chicago.
わたしがシカゴに行ったのは、何年も前のことだ。

☆省略を表すアポストロフィの有無に注意しましょう!

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