トップ形容詞terrible, awful, cruel

terrible, awful, cruel「ひどい」意味違い、使い分け

普段の日常会話で、最初の話し始めには天気の話などをすることが多いです。
そしてその中で、「ひどい」という形容詞がよく出てきます。

今回はその「ひどい」という意味での3つの類義語である、terrible, awful, cruel について、ニュアンスの違いと使い方を整理しました。


 

terrible : 特に外面的な部分で「ひどい」

「ひどい」という意味で、いろいろな単語と結びつきます。

特に相性のいい単語を比べてみると、terrible は、
terrible mistake (失敗)
terrible injury  (けが)
terrible pain   (痛み)
terrible accident (事故)

など外面的なことについて表現することが多いです。

例文:
This is a terrible mistake.
これはひどい手違いです。

I suddenly felt a terrible pain in my eyes.
わたしは突然目にひどい痛みを感じた。

I knew that some terrible mistake had occurred.
わたしは何かひどい手違いが起きたんだと思いました。

 

awful : 特に内面的な感情などが感じるひどさを表す

awfulterrible と同じように、「ひどい」という意味でいろいろな単語と結びつきます。

先のterrible は外面的な部分だったのに対して、awful は、
awful mess (めちゃくちゃ)
awful feeling (気持ち)
awful truth  (真相を)

など、内面的な感情などを修飾するようなケースが多いです。

例文:
The most awful thing happened to me this morning on my way to work.
今朝仕事に行く途中で、とてもひどいことが起った。

I've had an awful pain in my neck ever since the surgery.
手術して以来、ずっと首にひどい痛みがある。

cruel : 他人に苦痛を与える

cruelterribleawful とはちょっと異なり、「人に対して不親切で残酷な」という意味での、「ひどい」という語になります。

ですから、
cruel blow (打撃)
cruel joke (冗談)
cruel irony (皮肉)
cruel smile (笑み)

のように相手を傷つけるためにする行為において、使われることが多いようです。

例文:
He grew up in a cruel environment.
彼は辛い生活環境で育った。

I played a cruel joke on my brother by putting salt in his coffee.
弟のコーヒーに塩を入れるという、ひどい悪ふざけをしました。

She suffered had a cruel fate when the car stepped on her.
彼女はその車にひかれるという残酷な運命にあった。

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