トップ形容詞temporary, makeshift, tentative, provisional

temporary, makeshift, tentative, provisional「仮の」意味の違い、使い分け

今回の同意語は「仮の、一時的な」という意味の形容詞です。
temporary, makeshift, tentative, provisional の4つ。

temporary はあちこちで出てくるので、比較的聞きなれた語ですが、他の3つはあまりお目にかかったことがないのではないでしょうか。

いずれも同じような意味をもつ語ですが、微妙なニュアンスは異なっているので、その違いと使い分けについてまとめてみました。


① temporary : 一時の

temporary

「仮の,臨時の,一時的な」という意味の最も一般的な語。

例文:
I got a temporary job at the firm.
私はその会社で臨時の仕事を得た。

A temporary office was immediately built after the earthquake.
地震のあと、すぐに仮の事務所が建てられた。
 

 

② makeshift : 一時しのぎの

makeshift

急場しのぎに使うものについて用いられ、「間に合わせのもの」というニュアンスで、質的に劣るという意味合いがある。

例文:
They set up a makeshift camp.
彼らは仮設のキャンプを張った。

She was visiting a makeshift hospital.
彼女は当座しのぎの病院を視察しました

③ tentative : 一時的な、試験的な

tentative

計画や案、協定などでまだ確定していないものに対して用いられ、試験的に行ってみるという意味合いがある。

例文:
Attached is the tentative agenda.
添付されたのは仮の議事内容です。

He says this plan is still tentative.
彼はこの案はまだ仮のものだと言っている。

④ provisional : 暫定の

provisional

契約・政権・地位などが、暫定的な場合に用いられる。

例文:
Skepticism is a provisional approach to claims.
懐疑主義は主張への暫定的なアプローチである。

The provisional government succeeded in earning the people's confidence.
暫定政権は国民の信頼を得ることに成功した。

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