英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
今回の同意語は名詞で、「合計」という意味をもつ sum と total の2つ。
total はもう日本語として定着している語ですが、sum はエクセルの関数名として出てきたりしますが、まだまだ定着していると言えるほどではないですね。
どちらも足した結果の数値を表しますが、使い方の違いは主に慣用によって決まっているので、あらためてその違いと使い分けについてまとめ直してみました。
「合計、和、計」という意味で、2つ3つの数値の合計など、簡単な数学問題の解答や小さな数値によく使われます。
例文:
What's the sum of 6 and 7?
6足す7はいくつですか?
Every even number is the sum of two primes.
あらゆる偶数は、二つの素数の和です。
The sum of the two angles must be less than 360 degrees.
2つの角度の和は360未満である必要があります
「合計、総計、総数」という意味で、業務などで使う残高計算書に見られるような、数字が続くリストの合計や大きな数値などに用いられます。
例文:
What was the total amount of sales this year?
今年の総売上はいくらですか?
Display total amounts in this currency.
この通貨での合計金額を表示します。
This is the total headcount of employee assignments.
これは、従業員アサイメントの合計人数です。
sum と total は、ほとんどどの場合に置き換え可能ですが、そうでないケースについて、少し例をあげてみます。
「総合計」 という場合:
the sum total または the total sum と表現する。
「3足す2の合計」 という場合:
簡単な足し算の場合、通常は sum を使うので、the sum of 3 and 2 と表現するのが適切。 the total of 3 and 2 は不適切。
「小計」 という場合:
多くの数値の合計が tolal なので、その小計は a sub-total と表現するのが適切。a sub-sum という言い方はない。
「本の総数」 という場合:
the total number of books と表現します。total number [amount] of ~ は慣用表現。the sum number of ~ は意味不明の表現。
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