英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
トップ > 名 詞 > subject, topic, theme
いずれも「主題」、「議題」、「題目」、「テーマ」というような意味を表す類義語
である subject, topic, theme.
日本語で訳したときの意味は、いずれも同じような意味になりますが、対象とする部分にその違いがあります。今回は、これらの意味の違いと使い分けについてまとめました。
・会話をする時の「話題」
・研究や論文などでの「分野、学科、テーマ」
・学校や教育の場などでの「教科」
・芸術において表される「場面や題材」
・何かの実験や研究の対象になる「人や動物」
などを幅広く指して使われます。
その意味するところは、対象とする範囲における「大きな項目」を指します。たくさんある中項目、小項目を幅広くカバーして1つに束ねたもの(主題、分野)
というイメージです。
topic は次の項の説明通りですが、中項目や小項目が topic であり、subject はそれらを束ねている大きな(上位の)項目であるというところが、その違いになります。
例文:
Let's drop the subject.
その話題はこのくらいにしましょう.
He studied four subjects in his first year at college.
彼は大学1年生の時に4科目勉強した.
The subject of the painting is the birth of Venus.
その絵の題材は,ビーナスの誕生である。
随筆や演説、討論などにおける個別の主題(中項目、小項目)を指します。subject の示す対象部分がどの部分かによって、相対的に topic の対象が定まります。
例えば、subject が「世界」を指すケースならば、topic は「経済」や「環境」を指したりすることになります。もしも、subject が「環境」を指すような場合は、topic は「温暖化現象」や「異常気象」、「大気汚染」などの項目を指すことになったりします。
例文:
That's not my favorite topic.
私はそういう話は苦手です。
He changed the topic of conversation.
彼は話題を変えました。
The topic of tonight's speech is Trade Friction.
今夜の演説のトピックは貿易摩擦です。
・話しや本などの「主題」
・映画やミュージカル、ラジオやテレビなどの「番組」
・コマーシャルの中の歌やメロディー(=テーマ音楽)
などを指します。
ただし、日常会話などではこれら3つの語の違いは小さくて、受け取るニュアンスが大きく異なるということはありません。subject は主題であり、topic はその中の一つの項目を示すという部分を、まずはしっかり頭の隅にとどめておけば良いでしょう。
例文:
I am opposed to that theme.
私はそのテーマについて反対です。
What is the theme of this lecture?
この講義のテーマは何ですか?
I will conduct research on this theme.
私はこのテーマで研究を行います。
接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他
a:26347 t:12 y:13