英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
今回の同意語は名詞で、「圧力」という意味をもつ stress と pressure の2つです。どちらも日本国内でよく聞く、そしてまたよく使われている語ですが、その意味の違いは明確でしょうか。
あらためてその意味やニュアンスの違い、そして使い分け方についてまとめてみました。
どちらの語も物理学でよく出てきますが、stress は、あるものをふたつの逆の方向に引っ張る力を意味します。
また、人に対して使う場合は、stress は内面的な苦痛を感じさせる様々な原因を指して使われます。なので通常は、良くないものを表すことが多いです。
例文:
Don't give her anymore stress. She's had a difficult day.
彼女にこれ以上ストレスを与えないで。大変な一日だったんだから。
Common causes of stress are work and human relationships.
ストレスの一般的な原因は、仕事と人間関係である。
物理学での pressure は、一方向に押す力という意味で使われます。
また、人に対して使う場合は、何らかの行動を強制したり促したりする外部からの圧力を意味します。ですから適切に与えられた場合、pressure は良いものにもなったりします。
例文:
They are applying heavy political pressure.
彼らは、強烈な政治的圧力をかけられています。
Don't give him anymore pressure. He can't work any faster.
彼にこれ以上プレッシャーをかけるな。これ以上速くこなせないから。
「ストレスが原因の病気」 という場合:
stress は内面的苦痛をもたらすもので、それが表に出てきた状態を言うので、a stress-caused illness が正しい表現。pressure-caused とした場合は不適切な表現。
「仲間からの圧力」 という場合:
peer pressure が正しい表現。peer stress は意味不明。酒やタバコなどを、仲間から強く勧められることなどを指すときの表現です。
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