英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
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今回は「特に」の同意語です。specifically, in particular, notably の3つ。
意味やニュアンスの違いと使い方、そして実際に会話するときの使い分け方などについてまとめました。
specifically は話している内容を「明確に、具体的に」、あるいは「厳密に」示す場合に使われます。したがって、「特に」の意味の中には、「具体的には」や「厳密に言えば」のニュアンスが含まれています。
例文:
・This is a magazine aimed specifically at working women.
これは働く女性向け専用の雑誌です。
・The term refers specifically to climate change due to human activity.
その言葉は、特に人間の活動に起因する気候変動を意味します。
・An enzyme specifically enhances the rate of a chemical reaction.
酵素とは、特に化学反応の速度を高めるものになります。
先に話す内容の対象範囲が示され、その内容を受けてその範囲の中で「特に」という意味で使われます。in particular は意味としては especially と同じなのですが、節全体を修飾できるので、文頭や文末、あるいはコロンなどのあとに置いて使われます。
ちなみに especially や particularly は in particular とは異なり、文中で用いられて特定の語を修飾します。文頭などに置かれることは、ほとんどありません。
例文:
・I have nothing in particular to do tomorrow.
明日は特に何もすることがありません。
・He is fond of vegetables, and cabbages in particular.
彼は野菜、とりわけキャベツが好きだ。
・In particular, the program has contributed to raising educational standards.
特にそのプログラムは,教育水準の向上に貢献してきた
notably は「とりわけ」「特に」を意味します。
especially と同じく、副詞としてそのあとに続く形容詞や副詞節を強調する働きをします。また、形容詞の notable も「注目に値する(すべき)」という意味でよく使われます。
例文:
・The explanation about its budget is notably absent from his presentation.
彼のプレゼンからは、特にその予算についての説明が抜けていた。
・This book is notable as the last book she wrote.
特にこの本は彼女が最後に手がけたものとして有名です。
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接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他
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