トップ動 詞say, speak, talk, tell「話す」

say, speak, talk, tell「話す」違い、使い方

今回の英単語は「話す」という意味の類義語についてです。そのニュアンスの違いと使い分けについて学習します。

「話す」という意味を表す単語ですが、すぐに4つほど思い浮かぶのではないでしょうか。

say、speak、talk、tell

これらは非常に良く使う単語なので、その違いや使い分けについては、それなりにわかっているかと思います。

しかし、本当に正しくニュアンスの違いを理解しているかどうかについては、次に書いてある説明を見て確認してみてください。

say : 話す(言葉を発する)

何かの言葉を発するという最も一般的な語です。発するものは何でも構いません。とにかく、「口から単語になっている言葉を言う」ということです。

単語、あるいは下記のような一連の言葉などと結びつきます。
(good-by, farewell さよなら, prayer 祈り, word 言葉)

例文:
Does anybody want to say goodbye to Ken?
誰かケンにさよならが言いたい人はいますか?

 

speak : 話す(一人の人が誰かに向けて話す)

誰かに向けて「話す」という行為に焦点が当てられています。

つまりある人からほかの人に向けて、一方通行に話すという意味合いになります。speak は、発展していくと speech につながります。

言語そのもの (English 英語, language 言語, word 言葉)、あるいは話の内容の量や質を表す語 (volume 量, truth 真実) と共に用いられます。

例文:
Michelle speaks five languages fluently.
ミッシェルは5カ国語を流暢に話します。

talk : 話す(会話を交わす)

speak よりもくだけたケースのときに使います。

話す内容ではなくその行為に焦点が当てられていて、話をする相手がいるときに使われる語です。

特に人と会話のやり取りがあったり、考えていることを話したりする場合に使います。つまり何人かの人で話し合うようなときに使うということです。

そのため、話の内容を表す次のような語を目的語とします。
(nonsense, rubbish ばかなこと, thing こと, politics 政治)

例文:
He talks nonsense in his sleep.
彼は寝言でばかなことを言う。

tell : 話す(情報を伝える)

同じ「話す」という意味の単語ですが、情報を相手に伝えるというニュアンスがあります。

「情報を伝達」するための単語と覚えておきましょう。誰かに伝えられたり、聞かされたりする話の内容を表す下記のような語と共に用いられます。
(truth 真実, sotry,tale お話, lie うそ, joke ジョーク)

例文:
I think it's time you told me the truth.
本当のことをわたしに話すときだと思うのだけど。

簡単にまとめると、
say   口から単語を発する
speak 一方通行で話す
talk  みんなで話し合う
tell   情報を伝達
となります。

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