トップ動 詞rise, raise, arise

rise, raise, arise「上がる」意味の違い、使い分け

「上がる,上げる」という意味で使われる3つの類義語、rise, raise, arise.
今回はこの3つの動詞における、意味の違いと使い分けについてまとめてみました。


rise : 上がる

rise

rise は「上がる」という意味の自動詞です。
主語が上の方へ向かって動いていくことを表します。

(人や動物などが)立ち上がる、(太陽などが)昇る、(山や断崖などが)そびえ立つというような意味を持ち、get up (起きる)の格式語としても用いられます。

例文:
Prices are rising because of inflation.
インフレのため物価が上昇しています。

Bob always rises before 6 o'clock on school days.
ボブは学校のある日はいつも6時前に起きます。

Sally's voice rose higher and higher with anger.
サリーの声は、怒りで次第に甲高くなった。

 

raise : (~を)上げる

raise

raise は「上げる」という意味の他動詞です。
主語によって目的語が上の方へ動かされていくことを表します。
比喩的に用いられることも多いです。

例文:
If you know the answer, raise your hand.
答えを知っているなら、手を上げなさい。

The landlord raised the rent for her apartment.
その大家は彼女のアパートの家賃を上げた。

He always raises his hat when he meets a woman.
彼はいつも女性に会うと帽子を上げます。

arise : 起こる、生じる

arise

arise は「起こる、生じる、現れる、発生する」などの意味を持ち、詩的な文体でしばしば用いられます。

例文:
I'm sorry that this problem has arisen.
この問題が起きて残念です。

A civil war arose between the two religious groups.
二つの宗教グループの間で内戦が起こった。

Many problems arose, so she stopped the project.
多くの問題が発生したので、彼女はそのプロジェクトを中止した。

接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他
 

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