英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
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今回は「気づく」の類義語で、realize, recognize, notice の3つ。
いずれも「気がつく」「認識する」「理解する」という意味合いを持っている語で、それぞの違いがわかりにくいので、意味の違いと使い分けについてまとめてみました。
今まで気づいていなかった何かの事実に気づくとか、事の重要性に気づいたときなど、頭の中で考えていたことが明確になったときに使う「気がつく」です。あとで出てくるnotice は五感によって気づくことを表しますが、realize は頭を使って理解したことを表します。
例文:
・I didn't realize you were standing there.
あなたがそんな所に立っていたとは気がつかなかった。
・I realized I had left my bag on the train.
わたしはカバンを電車に忘れたことに気がついた。
・I didn't realize that you were so busy.
あなたがそんなに忙しかったとは気がつきませんでした。
・I didn't realize she had cancer.
彼女がガンだったとは気づかなかった。
通常、「認識する」の意味で使う場合は recognize が多いです。
気づくというよりも「見覚えがある」という意味合いの語で、過去に見たり聞いたりしたことがあるものを「認識する」という表現になります。知っている情報に基づいて、気がついたというケースです。
例文:
・I don’t recognize who he is?
彼が誰なのか、見覚えがないです。
・Do you recognize this picture?
この写真に見覚えがありますか?
・She was the first person to recognize me.
彼女が私を最初に気づいた人でした。
・We recognized the need for a new computer.
わたし達は新しいコンピューターの必要性に気がついた。
見たり、聞いたり、臭いを感じたりなど、五感を通じてあるもの事に気づくこと。
アメリカでは、連絡などのため "notice" と書かれて貼られている紙がありますが、これは名詞形で使ったものです。目で見て理解してもらうという「お知らせ」になります。
例文:
・I noticed she got a haircut.
私は彼女が髪の毛を切ったことに気づいた。
・I noticed a change in his behavior.
私は彼の行動の変化に気がついた。
・I noticed the fridge was making a strange noise.
冷蔵庫が変な音を立てているのに気づいた。
・When I entered my room, I noticed a strange smell.
部屋に入った時、変な臭いに気づいた。
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