英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
トップ>形容詞>rare, infrequent, uncommon, unusual
今回の同意語は形容詞で、「珍しい」という意味を持つ4つの語。
rare, infrequent, uncommon, unusual について、そのニュアンスの違いと使い分け方を整理してみました。
rare は「まれな、めったにない、珍しい、希有な」という意味の語で、ものの数や出来事が起こる頻度が少ないことを表します。また、「数が少ないので貴重である」という意味でも頻繁に使われます。
例文:
He has a collection of rare books.
彼は希少本のコレクションをもっている。
I wonder how much it cost her to get that rare animal.
彼女はその珍しい動物をいくらで手に入れたのかしら。
frequent(頻繁な)に否定を意味する接頭辞の [in-] がくっついて、「頻繁でない、めったに起こらない」という意味を表しています。不定期に起きる、めったに起こらないこと。
■関連表現:
infrequent event | 希少事象 |
---|---|
infrequent occurrence | 低頻度発生 |
infrequent pulse | 徐脈 |
infrequent symptom | まれに起こる症状 |
infrequent complication | まれな合併症 |
例文:
His infrequent visit surprised me.
珍しく彼がやって来たので、私はびっくりした。
I got infrequent headaches.
私は、まれに起きる頭痛になった。
■rareとinfrequentの比較:
どちらも「めったに起こらない」という頻度を表す語なので、次のいずれの文も同じ意味となります。
I get infrequent headaches.
= It is rare for me to get headaches.
= I rarely get headaches.
= I get headaches infrequently.
「ありふれている」ことを表す形容詞の common に否定を意味する [un-] がついた形容詞で、「めったにない」ことを意味します。また、人の能力などが「飛び抜けている」ということを表す表現としても使われます。
例文:
It's not an uncommon response.
珍しいことではないよ。
Her name was so uncommon that I still remember it.
彼女の名前はとても珍しかったので、今でも覚えている。
uncommon と同様に、「通常の」ということを表す形容詞の usual に否定を意味する [un-] がついた形容詞で、通常とは異なるため「異常である」、「普通ではない」という意味での「珍しい」を表しています。
uncommon と unusual は、どちらも「普通ではない、ありふれていない」というような同じ意味を持つ語。単純な「珍しい」とは異なるニュアンスを持っています。
■rareとunusualの違い:
次の文の例ですが、どちらも「彼が仕事を休むのは珍しい」という意味になりますが、そのニュアンスが異なっていますので、そこのところを感じ取ってください。
It is rare for him to be absent from work.
彼は仕事をめったに休まない。
⇒単に数字上のことを言っている。
It is unusual for him to be absent from work.
彼が仕事を休むなんて、通常はあり得ない事だ。
⇒何か異常な事態が発生したのでは‥というニュアンス。
例文:
It's nothing unusual.
よくあることだ。
It was unusual for him to be late for dinner.
彼が夕食に遅れるのは珍しいことだった。
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