トップ名 詞purpose, aim, objective

purpose, aim, objective「目的」違い、使い分け

今回の英単語は「目的、目標」の意味を持つ3つの名詞の同意語、purpose, aim, objective についてです。

自分では、
purpose」は(目的)、「aim」は(狙い)、「objective」は(目標)とのニュアンスで納得していたのですが、よく考えてみるとすべてが同じような気もします。

また、口でうまく言えないほどの、微妙なニュアンスの違いがあるような気がしたので、調べてみました。(わからないときにすぐに調べるのが一番!)

目的


① purpose : ある行為を行う「目的」「意図」

ある何かをしようとすることへの「目的」やその「意図」を意味しています。また、獲得しようとしている「目標を」を表わすこともあります。この語は、目的に到達しようという強い意志を暗示しています。

aim との違いを意識すると、purpose の場合はより広い範囲での目的を表します。

aim の場合は purpose より範囲が狭く具体的で、1つの purpose の中に複数の aim があるというケースのことを考えると、2つの違いのニュアンスがわかるでしょう。

例文 :
The main purpose of this software is helping you perform complicated calculations.
このソフトウェアの主な目的は、複雑な計算の手助けをすることです。

 

② aim : 達成しようとしている明確な狙い

到達しようとしている、あるいは獲得しようとしている「目標」を表しています。

はっきりとした具体的な目標を指し、それに多くの努力を向ける価値のあるものだということを意味の中に含んでいます。目標にむかって計画的に努力を続けるというニュアンスですね。

例文 :
The main aim of your mission is to open people's hearts.
君の任務の主な目的は、人々の心を開かせることだ。

③ objective : 計画的な努力で達成される目標

aim と同じような意味を持ちますが、主に政治やビジネス、学問などで用いられて、やや堅い表現になります。比較的短期間に達成する可能性の高い目標である場合が多いです。

例文 :
Our objective is to win the game.
われわれの目的は試合に勝つことだ。

In order to get anywhere in life you have to have clear objectives.
人生で成功するためには明確な目標を持たねばならない。

④ まとめ

aimgoal は、hope つまり期待しているものを意味しますが、purpose は、intend つまり「重要なことを意図する」という意味があります。

意図的、計画的であることに対しては、purpose を使いますが、「ある行為により到達することができる何か』というように、より具体的なニュアンスで使う場合は、aim (あるいは goal) を使います。

トップP/接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他


a:165807 t:1 y:13