英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
今回は「間違い」という意味の名詞で、mistake, error, fault の3つ。
これら類義語のニュアンスの違いと使い分けについてです。
もしも error と言うべき時に、間違って mistake と言ったら 大変な問題になることを、知っていますか?
普段、何気なく使うべき単語を間違ってしまうことがありますが、 この「間違い」という単語は、絶対に間違ってはいけない場合のある単語です。
重大な失態となる可能性がありますので、しっかりと覚えておきましょう!
しっかりと認識されている方も多いと思いますが、一応念のため整理して復習をしておきます。上の重大な内容は error の説明のところに書かれていますので、ご確認下さい。
「不注意や知識不足による誤り」のことで、その結果としての「判断や行動の誤り、間違い」を表します。
mistake は mis(誤って)+ take(取る)という具合に分解すると分かり易いと思います。
「自分の不注意や勘違いによって」うっかり生じた「誤り」や原則、法則などを無視して起こる「誤り」をニュアンスに含んでいます。
人・擬人化したモノ相手にしか使いません。会話では圧倒的に mistake の使用例が多いです。
error よりも間違いの程度は軽く、terrible, big, fatal, serious などと共に用いて「(不注意としては)大きな」(間違い)という意味になります。
要するにうっかりミス(間違い)のことを英語では、mistake と表現するということです。
例文 :
Anyone [Anybody] can make a mistake.
誰にも過ちはある。(猿も木から落ちる)
基準や標準からずれた「正しいことからの逸脱」、すなわち「誤り、間違い」特にそれと気づかれていないものを表します。
Human error... のように、きわめて重大で深刻な間違いを表す場合に多く使われます。
error は mistake と比べると改まった場面で使われることが多く、 それだけに mistake のそれよりも間違いの「度合い」が強い語になります。
例えば、日本語で良く聞かれる「医療ミス」という言葉があります。
ここまで読まれたらだいたい雰囲気がわかっていただけていると思いますが、医療ミスのことを「medical mistake」と言うことはできません。
人命に関わるような「ミス」のことは「error」で表現するということです。
また、書き言葉によく用いられます。
例文 :
The error in the test is within several percent.
その試験における誤差は数%以内です。
「正しいものがかけた不完全な状態」を表し、「欠点、欠陥、障害」の意味になります。問題を引き起こすような構造上の欠陥や障害を表します。
従って、機械や制度などの機能不全の原因になるようなことを表す場合に良く使われます。
例文 :
There is nobody but has his faults.
欠点のない人はいない。
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