トップ動 詞manufacture, produce, generate

manufacture, produce, generate 違いと使い分け

今回の英単語は「生産する」という意味を持つ類義語について、その違いと使い分けについてです。

いつも初めての先生とのレッスンのときは、簡単な自己紹介を行います。

そのときにいつも
I work for a manufacturing company of ----.
と説明しているのですが、話しているときにふと思ったのです。

「生産する」という意味の単語には「 produce 」という単語もあって、こちらも良く使いますが、どう違うんだろう・・と。

やはり何となくわかっていて使い分けているつもりでしたが、明確に違いを説明するとなると、うまく説明できないことに気がつきました。

ということで、何かの感情が発生したときに、そのことについてしっかりと復習して覚えるというのが一番の勉強法ですので、再度調べて整理してみました。


produce : 生産する、作り出す、生じさせる

「生産する」の意味で幅広く使われる語。主語は人でも物でも良く、非常に幅広く使われる語です。

「作る」という行為や過程の結果を目的語に取るだけでなく、証拠などを「見せる、提示する」という意味にもなります。

例文:
Nobody in this office is able to produce the document on time.
このオフィスでは、誰も期限通りに書類を作成することが出来ない。

 

manufacture : (手で)作る

人為的に大量に作るという意味。
manual(手動の)、manipulate(操作する)などと同様に、語源的には「(手で)作る」という意味になります。

従って(工業)製品を表す語が上位にランクされているように、人の手で人為的に作ることを表します。

例文:
I used to work for a company that manufactured components for Nissan automobiles.
わたしはかつて日産自動車の部品を生産する会社に勤めていました。

generate : 発生させる、作り出す

過程の結果として生じさせるものになります。

特にエネルギーなど(electricity, power)を発生させるという意味で使われますが、income, profit, interest のように、結果として新たに生じさせたものを表す名詞との結びつきでも用いられます。

例文:
The new Toyota plant in town has generated a lot of income for the community.
この町の新しいトヨタの工場は、地域社会に多くの収入を生み出している。

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