英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
今回の英単語は名詞で「旅行」という意味の類義語3つ。
journey, trip, travel
いずれの語も日本でよく聞き慣れてきており、すでに日本語化されたといってもおかしくない語です。
私は毎週オンライン英会話をやっていますが、新しい講師の方と話す際には必ず「旅行」という単語が出てきます。
つまり自己紹介をして趣味などの話をしたあとで、「旅行」の話題がとても良く出てくるからです。
「わたしの趣味は旅行です」
「あなたは旅行が好きですか?」
「海外へ旅行したことはありますか?」
「もしお金があって旅行に行けるとしたら、どこへ行きたいですか?」
などの質問や、返答をする場面が必ず出てくるということですね。
いつもすごく楽しそうな雰囲気の中で話せる話題なので、誰と話すときでも喜ばれ盛り上がる話題だと思っています。
そこで今日は、「旅行」の意味を表すこれら単語について、正しく使い分けられるようにまとめてみました。
ある地点から長い時間を掛けて別の地点に移動する部分のことを指します。
つまり2つの地点の途中、移動のところになります。
従って旅行の中では、特に陸路で乗り物を使っての長距離の旅行や、定期的に行く旅行などを表しています。
おもに名詞として使われ、動詞として使われることはまれです。
また、長さを表す言葉 long, short
旅行の様子を表す言葉 homeward, wasted, hazardous
などが好んで一緒に用いられます。
have a good journey
「列車は快適だったか」とか、
「飛行機は時間通りだったか」などの
「旅行の行程の快適さ」にフォーカスがあります。
How was the journey?
旅行は快適でしたか?
空港や駅などで移動して来た人を迎えた時の、定番の質問です。
「快適でしたか?」という質問の裏には、「気流が悪かったり、中が混んでいて不快ではなかったですか?」というような気持ちが含まれています。つまり「途中の旅程はどうでしたか?」ということですね。
例文 :
It's a long journey from Paris to Venice.
パリからベニスまでは長旅です。
ある目的地に行って帰ってくることで、定期的に行われるものではなく、そして短いものを表します。
イギリス英語では特に「短い旅行(a short journey)」を指します。それもあまり定期的に行くようなものではなく、ある特定の目的があってある場所に行って戻って来るようなケースのときに使います。
休暇やビジネスなどのときに、目的があって行く短めの旅行ですね。
How was your trip?
友人などが週末に小旅行に行ってきたときに使います。
have a good trip
「目的を達成できたかどうか」にフォーカスがあると書かれていますが、一方で「良い旅を!」というように、好意的な別れ挨拶のように使われていることが多いですね。
☆ただしアメリカ英語では、trip はもっと広くあらゆる種類の旅行のことを指しているようです。
例文 :
I'll take a trip to Hongkong.
香港に旅行に行きます。
I'll go on a trip to Canada.
カナダに旅行に行きます。
ある場所から他の場所へ移動することを表しており、海外旅行のような長距離、あるいは長期の旅行によく使われます。
具体的な中、名詞で「旅行」という場合は、journey や trip が使われます。
主に動詞として使われ、名詞で使われることは少ないようです。
a travel のように数えることはできません。
例文 :
My hobbies are travelling and camping.
わたしの趣味は旅行とキャンプです。
I'm going to travel to Hawai next year.
来年、ハワイへ旅行に行くつもりです。
I will travel to China this summer.
わたしはこの夏、中国に旅行します。
☆名詞で使われる場合は、通常、複数形で使われます。(特に長距離旅行のとき)
例文 :
I enjoyed my travels in Europe.
ヨーロッパ旅行を楽しみました。
tour 観光などで数カ所の場所を訪れること
voyage 主に船旅に使われる
excursion 小旅行や遠足という意味
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