トップ名 詞job, career, profession

job,career,profession「職業」意味の違い、使い分け

今回は「職業」という意味の類義語、job, career, profession の3つについて、意味のニュアンスの違いと使い分けについてまとめてみました。

これらはいずれも日本語の中でもよく登場するので、聞きなれていると思いますが、その意味については正しく理解しているのかを、まず自分で確認してみてください。

迷うことなく、「楽勝!」と言いながら回答できた人は、以下の記事はパスしても良いですね。

[Q1]
That man often changes (jobs/ careers/ professions).
あの男はよく仕事を変えますね。

[Q2]
They say our mayor began his (job/ career/ profession) as a reporter with ABS.
市長はABS放送の記者として、自分の職を始めたそうです。

[Q3]
Teaching is a challenging (job/ career/ profession).
教職はやりがいのある仕事です。

→ 解答は最下段参照ください。


① job : 賃金をもらって行う職業

job


「職」を表す一般的な語。ある特定期間、賃金をもらって行う職業のことで、「職、勤め口、勤務(先)、定職」を意味します。

job applicant就職志望者
job changing転職
job bachelor単身赴任者
job content職務内容

例文:
What kind of job does your daughter do?
娘さんのご職業は何ですか?

She could not help undertaking the job.
彼女はその仕事を引き受けざるをえなかった。

Writing news stories is his job.
ニュース記事を書くのが彼の仕事です。
 

 

② profession : 高度な専門知識を要する職業

profession


弁護士や医師、教師などのような高度な専門的知識や技術・資格を必要とする職業を指します。

profession of accounting会計士の職業
profession of medicine医師という職業
profession of farming農業という職業

例文:
He is a lawyer by profession.
彼の職業は弁護士です。

It was a profession of his own choosing.
それは彼が自分で選んだ職業でした。

Experience is requirement for this profession.
この職業には経験が必要です。

③ career : 生涯の生業とする職業

career


成功することを目指ざして取り組む職業で、特別な訓練や技術を必要とし、生涯の生業とする職業のことです。

他に「職業」を表す一般的な語には occupation もありますが、基本的には、履歴書や会/団体などへの入会申込用紙、アンケート用紙などの「職業欄」の見出しに使われる語になります。

したがって、日常の会話の中ではあまり使われません。

a professional career専門職
a career soldier職業軍人
career civil servantsキャリア公務員
career consultant職業コンサルタント

例文:
My son wants to make a career in medicine.
息子は医者を一生の職業にしたがっています。

She refuses to abandon her career for marriage.
彼女は結婚のために仕事をあきらめることはしない。

I wanted to do an interview about his career as a newscaster.
仕事のことで彼に取材したいのです。

解答:
1:jobs 2:career  3:profession=◎(または job=○)

接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他


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