トップ副 詞in the future, in future, from now

in the future, in future, from now「将来」違い

今回は「今後、将来」の類義表現です。
in the future, in future, from now の3つ。
意味やニュアンスの違いと使い方、そして実際に会話する上での使い分けなどについてまとめました。

in the future


in the future : 将来は

「いつかはまだ決めていないけれど、将来のある時点で‥」という意味での「将来」になります。未来に向けて積極的な意味合いのする表現です。

in future は、これからの夢や将来のことをニュアンスとして含まない表現であるのに対して、the のついた「in the future」は、「the」のもっている意味合いの「それ1つ」という強い気持ちが込められています。

従って「将来~になりたい」という場合には、自分の意思が込められている「in the future」を使うことになります。

ある時点がそれほど遠くない場合は、「in the near future」という表現がよく使われます。また、かなり遠い先のことを言うケースでは、「in the distant future 」が使われます。どちらもベースとなっている「in the future」のニュアンスは同じで、日常会話では結構頻繁に使われている表現です。

例文:
I want to be a baseball player in the future.
わたしは将来、野球選手になりたいです。

No one knows what will happen in the future.
未来に起こることは誰も知らない。

In the future, visually impaired people may walk alone with ease.
将来は、目の不自由な人々が1人で容易に出歩けるようになるかもしれません。

 

in future : 今後は、これからは

in future は「今後は」という時に使ます。
将来のある時点のことを言っている in the future とは、大きくニュアンスが異なります。

命令文で相手に注意や警告を与えるような場合と、計画や意思の決定を平叙文で表すケースの、2通りの使い方があります。 従って、「将来私は~になりたい」というような場合には使うことはできないので、注意が必要です。

例文:
Be punctual in future.
今後は時間通りに来なさい。

In future I'll get start to my task.
これから、仕事に取り掛かるよ。

In future I'm going to check every piece of your work.
これからあなたの仕事を全部チェックします。

from now : これから

two weeks from now「今から2週間後に」のように、前に“時”を表す語を伴って「今から~後に」の意味で使います。 同じような表現に「in two weeks」というものがありますが、こちらは「2週間後までに」として終わりが強調され、from now を使った場合は「今から」という部分が強調されるニュアンスの表現となります。

また、from now on という表現もありますが、こちらは「今後は、これからずっと」というように、継続していくという意味合いでの表現になります。

例文:
I have work from now.
私は今から仕事です。

Ten minutes from now I will go.
私は今から10分後に出ます。

The show begins five minutes from now.
そのショーは今から5分後に始まります。
 
前:however, but<  >次:in short, anyway
接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他


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