トップ接続詞if, in case of, on condition that

if, in case of, on condition that「もし」意味の違い、使い分け

今回の英単語は、接続詞の「もし~なら」という意味の類義語、
if, in case of, on condition that
の3つです。

それぞれ似たような意味を表しますが、その意味するニュアンスは違い、使うべき場面も異なるため、正しく理解して使い分けをするようにしたいものです。

もしも


if : もし~なら

「もし~ならば、~という状況だと (仮定) すると、~の場合」という意味で、ある事柄が起きると仮定しての「もし」であり、物事を仮定する時に最もよく使われる言葉。

ifのあとには動詞の現在形を組み合わせて表現します。
未来に関することにおいても「現在形」が使われます。

例文:
If you arrive 10 minutes earlier, you can eat the cake.
あと10分早く到着できるようなら、ケーキが食べられますよ。

I'm going to go fishing with my dad tomorrow if the weather is good.
明日天気が良かったら父さんと釣りに行くんだ。

If he is right, they will be here any minute now.
彼が正しいのなら、彼らは今すぐにでもやって来るはずだ。
(any minute now 今すぐにでも)

 

in case of : もし~の場合

「もし~の場合、もし~が起ったら、~の場合には」という意味で、起こる可能性がある事態に備えて、何らかの準備をする場合などによく使う表現。

caseには「場合」という意味がある。
in caseの前に「ただ」という意味のjustを付けると、「念のために」という表現になる。
(just in case 念のため)

例文:
Do not use the elevator in case of fire.
火事の場合はエレベーターを使わないこと。

Just in case you didn't know yet, the website is gone for good.
一応念のために言うと、そのウェブサイトは永久閉鎖されました。

You brought your umbrella with you?
君、傘をもってきたのですか?
Yes, just in case.
ええ、念のため。
(just in case のあとにit rainsが省略されている)

on condition that : (that 以下) という条件で

「(that 以下) という条件 [約束] で」、或いは「もし (that 以下) ならば」という意味で、あることが行われるための条件や約束事を設定して、その条件下でのみ達成できる事象に対して使われる表現。ビジネスでは交渉事や契約書で頻出する表現です。

例文:
I will sell it on condition that you pay in cash.
現金で支払ってくれるなら売ります。

I will give it to you on condition that ou keep it a secret.
秘密にしてくれるなら,それをあなたにさし上げましよう。

She promised to marry him on condition that he stop smoking.
彼が禁煙するという条件を付けて、彼女は婚約した。

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