英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
笑いの場で良く出てくる言葉、humor, wit, joke の3つ。
これら3つの類義語は、それぞれ名詞と動詞の働きを持っていますが、今回は名詞として使われる中での、意味の違いと使い分けについて、まとめてみました。
日本では、すでに「ユーモア」という和製英語になっていますが、英語では「面白いこと、滑稽なこと」などを表現したり、それを理解したりできる感情面の資質を指しています。
ただし、通常は温か味や人間味のあるものに限られていて、皮肉っぽいものは含まれません。欧米社会ではユーモアの感覚が人間関係の潤滑油として、とても重要な役割をはたしています。
例文:
He has a sense of humor.
彼はユーモアのセンスがある。
I love this kind of humor!
私はこんなユーモアが好きです。
She hasn't got much sense of humor.
彼女はあまりユーモアを解さない。
Sally is a woman with a good sense of humor.
サリーはユーモアの感覚が良い女性です。
wit は humor とは対照的に、人をハッと驚かせて笑いを誘うような、理知的な頭の良さや賢さを指します。ときとして冷たい皮肉めいたものを含むこともあります。
例文:
She is a woman of wit.
彼女は機知に富んだ人です。
His speech sparkled with wit.
彼の話は機知にあふれていた。
A good wit is a sign of intelligence.
機知に富んでいることは頭の良いしるしです。
joke は「冗談、しゃれ」の意味で、おもしろがらせたり笑わせたりするため、言われたり行なわれたりする事柄を指して用いられます。また、practical joke「いたずら/悪ふざけ」と言った場合は、実際の行動を伴って人をイライラさせるものを指します。
例文:
It is no joke.
冗談どころではない。
Is this some kind of joke?
これは何かの冗談ですか?
Is this supposed to be a joke?
冗談のつもりですか?
She didn't get the joke.
彼女にはその冗談が分からなかった。
[よく使う言い回し(自動詞)]
I'm just joking. 冗談ですよ。
接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他
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