英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
夏になるといつも最初の挨拶で出てくる単語がこの「湿った」です。
英会話レッスンがスタートしたとき、最初に天候の状況を確認し合う形で挨拶することが多いのですが、夏の定番はこの「humid」。
とても良く使うのですが、他に「moist」や「damp」いった同意語があるので、その違いや正しい使い分けについて学習します。
自然環境や気候などにかかわる名詞との使用頻度が高く、「暑くて湿度も高い」という意味になります。
したがって、「じめじめした」などの不快な湿気の多い状態を表わす場合に多く用いられます。
例文:
I don't like Southeast Asia's humid climate.
わたしは東南アジアのじめじめした気候は好きではありません。
Bacteria flourish in humid environments.
細菌は湿気の多い環境でよく繁殖する。
It was hot and humid today.
今日は蒸し暑かった。
It is less humid today than it was yesterday.
今日は昨日ほど湿気がない。
moist は「水分を十分に含んだ」という意味で、「湿り」を肯定的にとらえた表現になります。
moist soil, moist air, - forest, - skin, - condition のように、しめった状態を良い方向の状態としてとらえた表現で、使われることが多いようです。
例文:
I stopped hiking and sat down on the moist forest floor.
歩くのを止めて湿った森の地面に腰をおろした。
The skin is moist with perspiration.
肌が汗ばんでいる。
My clothes are moist with sweat.
着物が汗で湿っている。
His eyes were a little moist.
彼の目は少しうるんでいた。
具体的なものや状況を表わす名詞と一緒に使われることが多く、好ましくない状態を表す場合によく用いられます。(towel, condition など)
例文:
This cave is a condition of being dark and damp.
この洞窟は暗くてじめじめしている。
I used a damp cloth to wipe the sticky stuff off the floors.
湿らせた布で床のねばねばをふき取った。
This morning the weather was damp and humid.
今朝は湿気があり、じとっとする天気です。
I hate trying to dry myself with a damp towel.
湿ったタオルで体をふくのは嫌だ。
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