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freight, cargo「積荷」意味の違い、使い分け

今回の同意語は名詞で、「貨物、積荷」という意味をもつ freight と cargo の2つ。
輸送関係ではよく耳にする語ですが、どちらもある地点から別の地点へ輸送する大きな重い荷物を指します。

これら2つの違いは輸送方法にあるようですが、具体的にどう違うのか、あらためてその意味の違いと使い分けについて、まとめ直してみました。


① freight : 積荷、積載貨物

freight

freight は「積荷、積載貨物」という意味での、一般的な単語になります。あらゆる輸送方法での荷物を表すことができますが、特に列車による輸送の場合は freight を使うのが普通。

例文:
That aircraft company deals in freight only.
その航空会社は貨物のみを扱っている。

To send freight by train to Boston takes six hours.
この貨物を列車で送る場合、ボストンまで6時間かかります。

 

② cargo : 船荷

cargo

同じように「貨物、積み荷」という意味ですが、もっぱら船便の場合に用いられるのが cargo です。(これらふたつの単語は、通常は置き換えて使っても支障ありません)

例文:
The ship discharged its cargo in Panama.
船はパナマで荷を降ろした。

To send cargo by ship to Hong Kong takes four weeks.
この積荷を船で送る場合、香港まで4週間かかります。

③ 使い分けの例

「貨物船」 という場合:
ship freight と ship cargoship のどちらでも使えますが、ship cargo の方が一般的。

「貨物列車」 という場合:
train freight と train cargo のどちらでも使えますが、train freight の方が一般的。

「貨物輸送トラック」 という場合:
freight truck と表現するのが一般的。
cargo truck でも意味は通るが、よく使われるのは freight truck の方です。

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