英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
今回は「希望」という意味を持つ名詞の同意語、expectation と hope の2つ。
日本国内でも使われるようになってきている語ですが、それぞれのニュアンスは異なっているので、あらためてその違いと使い分けを整理してみました。
「予想、期待、切望」 という意味になりますが、より客観的かつ現実的な期侍を述べるときに使われる語になります。そしてその実現の可能性ですが、hope はかなり少ないですが、expectation は実現の可能性が高い場合に使われる傾向があります。
例文:
We waited with a faint expectation.
我々はほのかな期待を待って待った。
I worked hard in expectation of promotion.
昇進を期待して一生懸命働いた。
What are your expectations for the team?
チームに期待することは何か?
hope も同じ「希望」という意味を持つ語ですが、もっと個人的な期待を述べるときに使われます。また、実現の可能性は先に述べた通りで、とても少ない場合に使われることが多い。
例文:
I've lost all hope.
希望も何もあったものではない。
Don't get your hopes up.
高望みするな。
What are your hopes for the team?
チームに望むことは何ですか?
「生存の希望がない」 という場合:
個人的な希望を表しているので、
no hope for survival
と表現するのが適切。
客観的な予測を意味するexpectationを使って、
no expectation for survival
とするのは不適切。
「収益見込み」 という場合:
客観的な見通しとなるのでexpectationを使って表現する。
profit expectations
個人的な希望を表す hope は用いることができない。
profit hopes → 不適切。
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