英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
日常英会話をしていると、「終わる」という意味の英単語は結構頻繁に出てきます。
「仕事が終わる」「バーゲンセールが終わる」「レッスンの時間が終わる」「宿題が終わる」・・などなど。
そして、すぐに頭の中に浮かんだ同意語としてはは、end, finish, be over の3つ。ですが、そのニュアンスの違いが明確ではなかったので整理してみました。
「終わる」という意味での最も一般的な語です。
ある継続状態にあったものが終了することで、その時点での物事や行為の完了度合いなどは問題にされません。その期間や状態・活動が単に終了したという部分に焦点が当てられた語になります。
終わる対象としては、何らかの「出来事」や「ある一定の期間」などが来ます。
例文:
The meeting ended at 5:00 p.m.
会議は5時に終わった。
The shop will end its service next Sunday.
来週の日曜日、その店は営業を終える。
His first marriage ended in less than a year.
彼の最初の結婚は 1年足らずで終わった。
finish は、ほとんど end と同じ意味で使われますが、主としてイギリス英語で好まれて使われるようです。
ある目的のために始めた行為や行動が、成し遂げられて終了するということを表す語です。目的を果たしたことに焦点が当てられています。
例文:
I finished my homework by 11:00 pm.
わたしは11時までに宿題を終えた。
The meal will finish at about 9:00 pm.
食事の時間は9:00ごろ終了するでしょう。
I finished reading the book this morning.
わたしは、今朝その本を読み終えた。
be over は、ある出来事や時間などが終って、もうそれ以上はないというニュアンスの語になります。日常語で完了後の状態に焦点が当てられたています。
また be over を使うと war や crisis のような「悪いこと」が終わる、という意味をよく表します。
例文:
My test was over.
試験が終わった。
The rain was over.
雨はあがった。
The war will be over in about two weeks.
その戦争はだいたい2週間で終わるだろう。
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