英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
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今回は前置詞で「~の間」という意味を持つ同意語、
during, over, within, all through, in the course of ~
の5つについてです。
それぞれの意味としては、「~の間に、~にかけて、~以内に、~の間ずっと、~の過程で」というようになっていてわかりにくいので、その違いと使い分けについて、整理してみました。
ラテン語の「durare=続く、継統する」という動詞を語源とする語で、話題の中心となっている期間、継続して何かが行われる、あるいは何らかの状態が保たれるような、特定の期間を表します。
during は「前置詞」なので、あとには文ではなくて名詞か名詞句がくることになります。
例文:
Swiss remained neutral during World War II.
スイスは、第二次世界大戦中は中立を保ちました。
I went to Philippines during the summer vacation.
わたしは夏休みの間、フィリピンに行きました。
ある期間中のいずれかの時点や、過去の状態を指して話をする場合に、使われる表現です。
例文:
I'm going to Kyoto over the weekend.
私は週末にかけて京都へ行くつもりだ。
I'll be busy over the next few weeks.
私はこれから数週間忙しくなります。
ある期間内に、またはある期間が終了する前に、何らかのことをする必要があると強調する場合に用いられる表現。
相手に対して締め切りを連絡する場合や、いつまでに終わらせるつもりであるかを言うようなとき。
withinのあとには時間を示す言葉に限らず、様々な語をつなげることができる。
例文:
Come back within 10 minutes.
10分以内に戻って来るように。
Smoking is prohibited within the airport premises.
その空港の敷地内では喫煙が禁止されている。
duringよりもさらに「ずっと」というニュアンスを、明確かつ強くする表現が all through。throughには「~を通して、~を通って」という意味がありますが、all つくと、「~を通してずっと」という意味合いになります。
例文:
They danced all through the night.
彼らは夜通し踊りました。
We stayed with them all through the summer.
私たちは、夏の間ずっと彼らの家に滞在した。
「~の過程で」 という意味ですが、この表現自体がややかためのフォーマルな表現なため、あとには学術的な言葉が続く場合が多い。
例文:
He met many fascinating people in the course of his travels.
彼は旅行の間に多くの魅力的な人たちと出会った。
An accident occurred in the course of his employment.
彼の雇用の過程で事件が起きた。
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