英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
「むずかしい」と言う言葉は、学問の分野のみならず、「待ち合わせの時間までに行くのがむずかしい」などのように、日常会話にもちょくちょく出てきます。
一方で、「hard」も同じような意味を持っていますが、どちらかというと「この旅行はハードスケジュールだ」などのように使うことが多いという印象です。
いずれにしろ良く使う単語なので、よく調べてみることにしました。
その結論は、
・やはりニュアンスが違っていて、状況によって使い分けるべき
・しかし、基本的にはどちらを使っても大丈夫なレベル
ということでした。
入門/初級の段階ではあまりこだわらなくても問題なさそうです。
しかしながら中級者以上の方の場合は、そのニュアンスの違いを理解して、できるだけ使い分けた方が良さそうだというのが、今回の印象です。
「むずかしい、困難な」という意味の最も一般的に使われる語になります。それを実行することや理解することがむずかしい場合や、それが問題や困難を引き起こすようなことになることを表す場合に使われます。
別の言い方をすると、特別の努力、能力、知識などを必要とするため困難だという感じ。あるいは、知識や技術、判断力などの特別な力がないので、むずかしいのだというニュアンスです。
例文 :
Jone always asks difficult questions.
ジョンはいつもむずかしい質問を聞いてくる。
This is a difficult problem for me.
これはわたしにはむずかしい問題です。(知識/能力がないため)
difficult と同じように「むずかしい、困難な」という意味ですが、こちらの方がより口語的です。それを行うことが困難であったり、問題が多いことを表して、「つらい、困った」という意味になります。
また、大きな努力を要することを表して、「(肉体的に)きつい、つらい」という意味でも用いられます。
肉体的/精神的に耐えがたくて、つらいというニュアンスになります。
例文 :
Jim tend to shy away from hard tasks.
ジムは骨の折れる仕事は避けようとする。
This is a hard problem for me.
これはわたしにはむずかしい問題です。(精神的な努力が必要なので)
「厄介な、面倒な」という意味で、問題を引き起こすというニュアンスになります。文字通りトラブルを引き起こすような性質を表しており、長期間に渡って続くというニュアンスも含んでいます。
例文 :
This is indeed a troublesome question.
これは本当に厄介な質問だ。
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