英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
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今回の英単語は「傷つける」という意味の、4つの類義語の違いや使い分けについてまとめました。
damage, harm, hurt, injure
日常会話の中で、よく「傷つける、痛める」といった言葉が出てきますので、しっかりとそのニュアンスの違いや使い分けについて、理解しておくようにしましょう。
ものの価値や機能、有用性、能力、会見などを損なわせるような損害を与えることを表します。
したがって、目的語にくる名詞が持っている価値などを減少させる、つまり「損なう」「損害を与える」という意味になります。
普通、人に対しては使われず、無生物を目的語として使われ「壊された」という意味合いを強調します。
人に対しては hurt や injure や wound が使われますが、人の部位(health, brain 等)の場合には、damage が使われています。
「環境、財産、評判、人間関係、信頼など」の語と結びついて使われることが多いです。
例文:
Yoears of overeating and lack of exercise have damaged my health.
長年の過食と運動不足で健康を害した。
CFC's damage the ozone.
フロンガスがオゾンを破壊する。
He was injured in the accident and his spine was damaged.
彼は事故で負傷し、背骨を痛めました。
物理的、肉体的、あるいは精神的な苦痛や害をあたえるときに用いられる語です。
特に「害する」という部分に焦点が置かれ、抽象的な言葉を目的語として「倫理的・道徳的に悪影響を与える」という意味でも使われます。
目的語にくる名詞には保護すべきものというニュアンスがともなって、それらに「危害が及ぶ」という意味合いとなります。
通常、生物を目的語とするのが普通ですが、無生物を目的語にすることもあります。
例文:
Cigarettes harm our health.
タバコはわたしたちの健康を害する。
Too much exposure to television can harm children.
子供はテレビを見すぎると害を受ける恐れがある。
His speech harmed his clean image.
彼のスピーチは彼のクリーンな印象を悪くした。
ちょっとした突き指から交通事故まで、幅広い「傷つける」の意味で用いられます。「心を傷つける」などのような精神的な痛みに対しても使われます。
また、痛みや苦痛に焦点が置かれた場合に使われることが多く、表面的、一時的な痛みというニュアンスになります。
一方、harm の場合は「危害」という意味合いで、生命、身体、精神などを損なうような危険というニュアンスになります。
injure はフォーマルな場面で用いられるのですが、hurt はよりくだけた日常会話の中で多く使われます。
例文:
Does it still hurt?
まだ痛みますか?
I didn't mean to hurt you.
わたしはあなたを傷つけるつもりはなかった。
An injection may hurt you, but it will not harm you.
注射は痛いけれど、有害ではない。
人に対して悪いことをする、不正を働くという意味で、そこから人や 物に害を与えるという意味で使います。
現在では特に、「(人に)けがを負わせる」「(肉体や感情などを)傷つける」という意味で使われます。
hurt に比べ、ニュースのようにフォーマルな場面で用いられます。
事故などの偶発的な危害が生じた場合に用いられる語です。
基本的には hurt と同じ意味を持ちますが、hurt が損傷による機能損失よりも損傷による痛みに重点を置いている言葉であるのに対して、injure には何らかの機能損失のニュアンスが含まれています。
例文:
He injured his ankle playing soccer.
彼はサッカーで足首を痛めた。
The accident injured 20 people.
事故で20人が負傷した。
I injured my neighbor when I threw a small stone over the fence.
柵越しに小さな石を投げたとき、隣の人に怪我をさせてしまった。
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