トップ名 詞conference, meeting

conference, meeting「会議」意味違い、使い分け

今回は仕事上の会話でよく使う「会議」という単語。
考えてみるとすぐに2つの同意語が浮かんできます。
conference, meeting

どちらもよく使っている単語なので、何となくその違いはイメージでき
るのですが、それは日本の中で使い分けていることからきたもののよう。

なので、自信をもってその違いを説明できるよう、また中級者としては
正しく使い分けて話せるように、整理しておきたいと思います。

conference room

① conference : 人数の多い公式会議

基本的にはどちらも「会議」という意味で間違いはありませんが、公式
の意味合いが強く、出席者も多い会議では conferenceが 使われます。

もともとは confer(会談する、協議する)という動詞からきたもので、
学術的な部分や研究的な意味合いが濃い会議、あるいはビジネス関連で
の意見交換や討議が行われる、大きな会議などで使われることが多い。

大きな部屋に大きなテーブルや多数の椅子があり、プレゼン用の大きな
スクリーンや照明などを備えているような会議室は、conference room
と呼ばれるのはご存知の通りです。

例文:
・They are in the conference now.
 今、彼らは会議中です。

・I have reserved the conference room for us.
 わたしは会議室を予約しています。

・He will participate in an international conference in New York.
 彼はニューヨークで国際会議に出席する予定です。

 

② meeting : 規模小さめの会合

こちらも動詞 meet(会う、面会する)の名詞で、何かを決めるために
集まる、比較的規模の小さい会議。日本語的な表現で表すと、「会合」
あるいは「集まり」というイメージで理解した方がわかり易いかも知れ
ません。

従って、普段行うちょっとした会議は meeting で、定期的に開催される
大きな会議などは conference と捉えたほうが良いでしょう。少なめの
人数でちょっとした打ち合わせを行ったり、接客の応対などをするため
の部屋は meeting room として使い分けられています。

大きな会議やセミナーなどが開催できるような広い部屋を meeting room
と呼ぶことは、通常はありません。

例文:
・I didn't speak at the meeting.
 昨日、わたしは会議で話しませんでした。

・Do you know when the meeting is held ?
 あなたはその会議がいつ開かれるか知っていますか?

・I am going to attend the final meeting of this year.
 今年最後の会議に出席します。
 

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