英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
友人と知り合ったときに、かならず最初に聞いてします。
「あなたの住んでいるところは、ここから近いのですか?」
海外旅行に行ったときなどで、またまた聞いてしまいます。
「ホテルは、空港から近いですか?」
そしてさらに、
「近くにお勧めできる観光スポットはありますか?」
・・などなど。
友人と話すとき、観光に出かけたときなど、かならずこのような会話をすることになります。考えてみると、本当によく出てくる単語ですね。
自分では、その都度「すごく近い=close」「普通に近い=near」的なフィーリングで使い分けていました。
しかしその違いを、明確に言葉で説明できるほどではありませんでしたので、今回しっかりと調べてみました。
物理的な距離が「ごく近い、接近した」状態にあることを、基本的な意味としています。
・nearby よりも、より近い状態
・その物理的な接近性が人間関係を意味している
例:
親友 a close friend
親しい関係 a close relationship
近親者 close relatives
に拡張しています。
例文 :
Jiro has been a close friend of mine since we were child.
次郎は子供のころからの親友です。
また、ある特定の使い方ですが、
…を良く見る take a close look at ...
のように、動詞から派生した名詞(look)を修飾して、その動作の様態(綿密に、念入りに)を表すこともあるようです。
位置的・時間的に「近い」ことを表しますが、close のような接近性は、意識されていません。near future(近いうちに)という時間表現で使われることが、多いですね。
例文 :
I want to get a job in the near future.
わたしは近いうちに就職したいです。
また「nearest+名詞」((基点から)最も近い…)というように、最上級で使用される傾向もあります。
例:
最寄駅 nearest station
最寄の警察署 nearest police station
最近親者 nearest relative
直近月 nearest month
さらに、
もう一歩のところ(での失敗) a near miss
という表現もあります。
close や near とは異なり「物理的距離」のみに対してだけ、言われていることが特徴です。
nearby の目的語ですが、必然的に場所として解釈される「名詞」だけとなります。
例:
近くのレストラン nearby restaurant
近所の店 nearby shop
近くの病院 nearby hospital
近くの湖 nearby lake
例文 :
Last month a new airplane crashed at a nearby river.
先月、近くの川に新しい飛行機が墜落しました。
トップP/接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他
a:98441 t:3 y:12