トップ名 詞blame, fault

blame, fault「責任」意味の違い、使い分け

今回は「責任」という意味の類義語、blame, fault の2つについてです。
ニュアンスの違いや使い方、使い分けなどについてまとめました。


blame : (非難されるような重い)責任

blame

ある人が間違いや過ちを犯して、非難されるべき立場にあることを表します。
周囲はその間違いに対して、本人に償うことや責任を取ることを望んでいるというような状況になります。

例えば、「責任を取る」と言いたい場合、非難されるような失敗などをして責任を取るという意味なので、「take the blame」と表現することになります。

例文:
He took the blame for the loss.
彼は敗北の責任をとった。

She put the blame upon me.
彼女はそれを僕のせいにした。

He consented to take the blame.
彼はその非難を受けることに同意した。
 

 

fault : (~の)せい、(軽い)間違い

fault

faultも責任という意味合いをもちますが、faultには過ちのために責任を取るというニュアンスはほとんどありません。「~の責任」というよりも、「~のせい」といった程度の軽いニュアンスになります。

例えば、「誰のせいでもない」と言いたいときは、重たい責任を取らせるというニュアンスではないので、blameではなくてfaultを使い、「nobody's fault」と表現するのが適切です。

参考:

fault analysis故障解析
fault diagnostics故障診断
fault simulator故障シミュレータ
fault prediction故障予測

 
例文:
It's my fault.
それは私のせいです。

It's his fault that we lost.
われわれの敗北は彼のせいだ。

This isn't anybody's fault.
これは誰の責任というわけでもない。

接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他
 

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