トップ形容詞artificial, fake, imitation, false

artificial,fake,imitation,false「人工の」意味の違い、使い分け

今回は形容詞で、「人工の」という意味の同意語です。
artificial, fake, imitation, false の4つの語になります。
意味やニュアンスの違いと使い分けについて、まとめてみました。


① artificial : 人工的な

artificial

本物や自然のものではないが、そうであるかのように作られているものを表します。
「巧みさ、巧妙さ」を意味する artifice という名詞の形容詞形で、「芸術」などを意味する art が語源となっており、「芸術のように巧みに作られてる」という意味になります。

例文:
Her hobby is making artificial flowers.
彼女の趣味は造花を作ることです。

 

② fake : 偽物の

fake

特に見るものの目を騙すことを目的に、本物のように作られているもので、ネガティブな意味合いをもっている表現です。

例文:
The coin looked so real that nobody noticed it was fake.
その硬貨はとても本物らしくて、誰も偽物と気付かなかった。

③ imitation : 模造品

imitation

本物とそっくりに見えるように作られていますが、本物ではないものを指して使われます。
「真似て作り出されたもの」という意味ですね。

例文:
Imitation pearls are less expensive than the real ones.
模造真珠は本物の真珠より安価だ。

④ false : 人工の

false

「真実の」を意味する true の反対語で、偽物という意味合いではなくて、「全く本物ではない」という意味合いとなる表現。特に歯やまつげ、髭などが人工的なものであることを表すときによく使われます。(義歯・付けまつげ・付けひげ)

例文:
His false teeth revealed when he laughed.
彼が笑うと、義歯がその姿を見せた。

Be true to your teeth, or they will be false to you.
歯を大事にしなければ、歯に裏切られてしまう。
 
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