英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
angry も mad もよく見かける単語ですし、upset もネイティブがよく使っているのを耳にします。どんな違いがあるのでしょうか。
また、どのように使い分けたら良いのでしょうか。
わかっているように思っていても、誰か他の人には明確に説明できないという語はたくさんあります。今回はこの「怒る」という意味を表す3つの類義語、angry, mad, upset について整理してみました。
angry や mad は顔を紅潮させて「怒る」という表現ですが、その感情を表す最も一般的な表現は、やはり angry になります。能動的、積極的、そして、否定的で攻撃的な強い感情です。
怒っている状態のことを言うときは、「be動詞 + angry」
怒る、腹を立てるという変化を言うときは、「get angry (+ at/with 人/物事)」
で表します。怒りの対象は at や with で表します。
例文:
I'm really angry.
私は本当に怒ってるよ。
Our new teacher gets angry so easily.
私たちの新しい先生はすぐに怒るんだ。
I'm so angry with him.
彼にすごく腹を立ててるの。
He got angry to hear that.
彼はそれを聞いて怒った
I became angry with him.
私はだんだん怒りが湧いてきた。
「怒って、頭にきて」という「怒る」の意味の口語表現で、angry と同じ使い方をしても良い表現ですが、怒りの程度が大きいときにはangry ではなく mad の方が選択されるようです。
また、不機嫌程度だと mad は使わずに、angry か upset を使います。
あえて怒りの度合の大きい順に並べてみると、
furious>mad>angry>upset
となります。
mad は「気が狂って、発狂して/キチガイ、クレイジー」という意味で使われることも多いですが、日常会話の中では angry よりも mad を使うケースが多いようです。
例文:
I'm still mad at you.
私はまだあなたに怒っています。
Don't be so mad at me.
そんなに怒らないでよ。
Are you trying to make me mad?
私を怒らせようとしてんの?
My mom got so mad at me because I lied.
私が嘘をついたので、母にひどく怒られた。
She was mad at me for forgetting her birthday.
彼女は誕生日を忘れた僕を怒っていた。
通常は「動揺して、うろたえて、がっかりして、気が動転して」という意味で使われる形容詞。平常心を失った状態(心の乱れ)を表す語として使われますが、腹が立った時の「むかつく」というようなときにもしばしば用いられます。
また、「(精神的に人を)動揺させる、苦しめる、困らせる」という意味の動詞としても使われることがあります。
例文:
Don't be upset.
怒こらないで。(気を悪くしないで)
You make me so upset.
あなたは私を凄くむかつかせる。(=怒らせる)
Are you still upset with me?
私のことまだ怒ってるの? (まだむかついてるの?)
She is upset that I didn't call her.
彼女は電話しなかったので気分を害している。
I'm sorry if I upset you.
気分を害させたのならごめんね。
I hope he didn't upset you.
彼があなたの気を悪くしなかったらいいのだけど。
annoyed や irritated は「イライラして腹が立つ」というニュアンスの怒るです。
その他、furious という単語もありますが、こちらは「激怒する、怒り狂う」という意味となり、怖くて近づけない・・的なニュアンスを表す語となります。
接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他
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