英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
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英語で「全部」や「すべて」と言おうとするとき、頭の中には、
all や whole あるいは entire という単語が浮かんで、どれを使うのが
適切なのか、迷うことがあるのではないでしょうか。
今回はこの3つの類義語の違いや使い方、そして使い分け方について
まとめてみました。
「すべての、全部の、全体の」という意味で、一番よく使われるのが
この語です。いろいろある中での、それら「全部」を指します。
従って、基本的には複数のものを修飾します。
数えることができる名詞(可算名詞)の場合は説明どおり複数形となり、
もしも単数形ならば whole を使って表現することになります。
また、数えれない名詞(不可算名詞)の場合も、all が使われます。
あるドラマにシーズン1から5まであって、それら全てを見た場合には、
・I watched all the seasons of the drama.
そのドラマのすべてのシーズンを見ました。
と表現します。
また、定冠詞の the は all のあとに置きます。
「その○○たち」の全て・・という意味合いなので。
例文:
・All the cars are stolen.
その車は全て盗まれたものです。
・I drank all the beer last night.
わたしは昨夜、ビールを全部飲みました。
・I'm so sorry. I'll take all the blame.
本当にごめんなさい。すべてわたしのせいなんです。
「すべての、全部の、まるまるの」を表します。
フォーマルな語で、「全部そろっている」というところにフォーカス
している語。
the entire ~ という場合は、「欠けることなく全てを含んだ全体」を
表すことになります。ポイントは「揃っている~」です。
例文:
・The entire file has been searched.
ファイル全部を検索しました。
・I spent the entire morning with her yesterday.
昨日は朝の間ずっと彼女といました。
whole は1つのものに対しての「全部=ひとまとまりとしての全体」を
意味します。
entire とほぼ同じ意味ですが、微妙な違いとしては
「一つの塊で欠けた部分がない」というときに、「一つの塊」あるいは
「まとまったもの」という意味の部分を強調する語になります。
entire の場合は、「欠けた部分がない」に意味の重きが置かれています。
例文:
・I couldn't take a bath for a whole week.
わたしはまる1週間、風呂に入れなかった。
・You drank that whole bottle of whiskey? Yes!
あのウイスキーボトルを1本まるまる飲んだのかい? そう!
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