英単語 正しい使い分けを勉強してすっきり英会話
今回の英単語は副詞で、「実は」という意味を表す語です。
オンライン英会話をやっているときに、フィリピン人の講師は actually をとてもよく使います。何かを言い出すとき、すぐに actually ~ と言ってから話し出すことが多いのです。
いままでレッスンを受けた講師の30~40%くらいの人が、とにかく良く使うので、いつも耳に残っていました。どちらかというと、若くて活発なハキハキした女性に多いような気がしますが。
ちなみに、わたしの場合は口癖でしょうか、自然と usually が出てしまいます。
こちらについては、別のページで記載していますので、そちらをご覧ください。
actually にもいくつかの使い方があるので、フィリピン人講師が使う用法はどういうものなのか、使い分けについて確認をしました。
■1:人が述べられた事実に対して、その正反対であると予想するのを含意するために用いられる。
(used to imply that one would expect the fact to be the opposite of that stated)
〈例文〉
He looks stern, but actually he's very kind.
彼は厳しそうに見えるが 実際は とても親切だ。
He looks young, but actually he is over forty.
彼は若く見えるが、実際は 40すぎだ。
He looks wealthy, but actually he's not.
彼の外見は幸福そうだが 実際は そうではない。
He works as a teacher, but actually he is a spy.
彼は教師をしているが、実は スパイだ。
■2:実際に
(in actual fact)
〈例文〉
What did she actually say?
彼女は 実際に なんと言ったのですか。
Did you actually see the accident?
君は 実際に 事故を見たのですか。
No one actually saw the shark.
だれも 実際に 鮫を見なかった。
Was the money actually paid?
金は 実際に 支払われたのですか。
■3:わずかな強調を加える文修飾子として
(as a sentence modifier to add slight emphasis)
〈例文〉
Actually, we all help clear up after a meal.
実際に、私たちは皆、食事の後片づけるのを手伝う
Actually, the earth is getting warmer.
実際に、地球はどんどん温かくなっている。
・Actually, it was only a rumor.
実は、それはただのうわさだったよ。
Actually, I haven't seen the film.
実は、私は映画を見ていない。
これらの例文を見て、フィリピン人講師の使い方はこの3番の使い方だということがわかりました。
日本人はオーバーに言うことは少ないですが、欧米人やその影響を受けているフィリピンの人は、こういう強調しての言い方を好んでするような気がします。
これからはわたしも上の例文を参考にして、もっと actually を使おうと思います。
トップP/接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他
a:121950 t:1 y:1