トップ英単語小話4年に一度の「閏年」を英語で何という

4年に一度の「閏年」を英語で何という

英語で日常会話をしていて、すっと出てこない単語に出会うときがときどきあります。あらためて覚えておく必要があると意識していない単語なので、そのときまで気がつかないでいるのです。

その一つに「閏年(うるうとし)」があります。

calender

何年分ものカレンダーをめくってチェックしなくても、4年に一度、閏年が来ることはご存じの通りです。閏年の2月は29日までとなり、1年は366日となります。

正確には、1年が 365.25日であることから閏年は生まれているのですが、あなたはこの閏年を英語でサッと言えるでしょうか。

答えは「leap year」です。

leap は「飛ぶ、跳びはねる」という意味の語で、leap year は「飛びはねた年」という意味になります。しかし、なぜこれがうるう年になるのかは、ちょっとイメージしにくいところです。

ですが、leap yearと命名された理由には、それなりの論理性があったのですね。
カギを握っているのは「曜日」です。

カレンダーをめくって、特定の月日が何曜日だったのかを、4年間にわたって確認してみると気がつきます。

1997年の 4月1日は 火曜日、
1998年の 4月1日は 水曜日、
1999年の 4月1日は 木曜日、
と、順序よく曜日がずれていますが、

閏年の2000年4月1日は金曜日を飛び越えて土曜日になっているのです。
この法則性から、閏年は leap yearと名付けられたのでした。

こうやって、それぞれの表現の由来を知ってみるとなかなか面白く、さらにそのことが記憶に残って、忘れにくくなるものですね。

【参考表現】
・うるう年      leap year
・うるう年の     leap-year
・うるう年の2月29日 leap-year day
・うるう日      leap day
・うるう月      leap month
・うるう年調整    leap year adjustment


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