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日本語と英語の「嘘」の違い

人に嘘をつくことは、「悪いこと」だと言われているのは万国共通です。
しかし、その「嘘」を表現する言葉の重みやイメージは、日本語と英語を比べてみると、少し違っているというのは興味深いものです。

lie

例えば、日本語と英語表現において、嘘を色のイメージで比較してみると、日本語では「真っ赤な嘘」という言い回しをしますが、日本での場合、嘘にまつわるカラーのイメージは、赤以外には無いのというが実際のところ。

しかし、英語では black lie(黒い嘘)や white lie(白い嘘)などと、嘘にも異なる色があるのです。

黒の場合は、悪意のあるついてはいけない嘘、逆に白はついても良い嘘と、嘘を色によって2種類(善悪)に分けて考えているのが、日本とは異なっています。

white lie を日本語に訳した場合は、「嘘も方便」という意味合いになるような感じかな。

また、日本語の日常会話の中では、
「嘘でしょう !」「え~、ウソだぁ!」
などと、男女を問わず嘘という言葉が気軽に使われています。

ところが、英語では

That must be a lie.
それは嘘だろう?

You're a liar!
嘘つきめ。

というと、極めて強い非難の意味を表すことになりますので、日本のように、気軽には「嘘」という言葉は使われないのです。聖書の中で、嘘をつくことは固く禁じられていることが関係しているのではないでしょうか。

英語の会話の中では、気軽に「嘘」という言葉は使わないようにした方が良いかも知れませんね。
 


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