トップ名 詞duty, obligation, liability

duty, obligation, liability「義務」違い、使い分け

今回は「義務」を意味する単語になります。
duty, obligation, liability

海外旅行に行くと「duty free」とか、仕事の関係であるメーカーに対して「obligation」があるとか、いろいろ使っていたのですが、あまり深くニュアンスを意識していませんでした。

なので、今回その使い方を含めて整理してみました。


① duty : 一般的に、倫理上もしくは法的になすべきこと

おもに倫理・道徳上、あるいは法的に果たすできことを表します。

従って倫理的、法的な根拠に基づく、人間としての良心や正義感などからの一般的な「義務」という意味合いになります。また、軍隊などでは「任務」という意味になってきます。

例文:
It is his moral duty to oppose the war.
その戦争に反対するのは、彼の道徳上の義務です。

It is my professional duty to serve my company.
会社のために尽くすのが、わたしの職業上の義務です。

He performs his domestic duties just wonderfully.
彼は実に見事に家事をこなす。

 

② obligation : dutyより具体的で現実的な個別の義務

dutyより個別的な「義務」を表し、より具体的で現実的なものをさす場合に多く使われます。dutyに比べて、外部からの要求から発生する「義務」を表します。

同じ形容詞がdutyとobligationに用いられた場合、

moral duty 戦争に反対すること
legal duty  依頼人の権利を守ること
という、より一般性の高い義務であるのに対し、

moral obligation 自分の仲間を助けること
legal obligation  前妻に何かを与えること
のように、個別的な義務を表わすことになります。

例文:
You have no legal obligation to give your ex-wife anything.
あなたは前妻に何かを与える法的な義務はありません。

I have a moral obligation to help my fellow.
わたしは仲間を助ける道徳上の義務があります。

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③ liability : 法的な根拠に基づく「義務」「債務」

法的な根拠に基づく「義務」「債務」の意味です。特に賠償責任などのような、金銭上の「(支払い)義務」をともなうケースで多く使われます。

例文:
Who has legal liability for aviation disasters.
飛行機事故の法的責任はだれが負うのか。

I need to get personal liability insurance.
わたしは個人賠償責任保険に入る必要がある。

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