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will, be going to 意味の違いと使い分け

みなさんはwillbe going toの違いについて、よく理解して使い分けているでしょうか?

わたしは社会に出てずい分たってから英語勉強を再開したのですが、始めた頃すぐにぶつかった疑問が2つありました。

一つは、gocomeの使い分けです。
「行く」と表現するときに、なぜcomeを使うのかと。

そしてもう一つは、このwillbe going toの違いと使い方についてでした。何でもかんでもwillを使ってはダメなのかと。

一度では納得できず、何度もネイティブの講師にこの質問を繰り返したものでした。

未来への意思「~するつもり」

will,be going toのどちらも未来を示す表現ですが、次の2つの場合では表現の仕方が違ってきます。
・そのとき突発的に決めたことを言う場合
・以前から決めていたことを言う場合

will:その場で決めた意思を表すとき

話をしているその場であることを決め、その意思を相手に話すときにはwillを使います。そしてこのような強い意思を表すときはI'llとは短縮しないのが普通です。(willを強調して話す)

I will have pizza.
ピザにしよう!

I will help you tomorrow.
明日、手伝うよ!

be going to:事前に決めていた意思を表すとき

ここで一つの理解するためのポイントですが、be going toは「goの現在進行形」であるということから、「~に向かって進んでいる最中」との意味があります。

あらかじめ決めた計画や予定などが、目標に向けて徐々に進んでいる最中であるという意味合いですね。

また、次の項で書いている「未来の予測」部分においても、同じ意味合いで、周囲の状況が変化している様子から判断して、何かに向けてあることが進行中であるという意味合いがあります。

例を一つ上げます。

あるパーティーに出席するよう誘われたとします。
そのとき、その場でパーティーに行くことを決めた場合はwillを使って表現することになります。

I will join the party.
わたしは、そのパーティーに参加します。

これに対して、前もってそのパーティーに参加することを決めていたような場合には、be going toを使って話します。

I am going to join the party.
わたしは、そのパーティーに参加するつもりです。

もう一つの例。

I will have the Kentucky Fried Chicken.
(よし今)ケンタッキーフライドチキンを食べるぞ(と決めた)!

I'm going to have the Kentucky Fried Chicken.
ケンタッキーフライドチキンを食べるぞ(と前から決めていたんだ)。

未来の予測「~でしょう」、「~しそうだ」

さて次は、未来を予測するときのニュアンスの違いについてです。

簡単に書くと、willは単純未来を表し「~でしょう」という意味合い。
また、be going toは現在の進行状況より判断し「~しそうだ」との意味合いで話す場合に使います。

willは天気予報などを見て、単純に「雨が降るでしょう」と予測するような時に使い、be going toは話す人の主観や確信が入って話されるときに使われます。

It will rain tonight.
今夜、雨が降るでしょう。

It is going to rain tonight.
今夜、雨が降りそうです。

まとめ

未来のことを表すとき、基本的にwillbe going toは「~します」という意味では同じなのですが、日常会話の中ではbe going toの方が、よく使われています。

突発的にその場で思って決めたことや、不確実なこと以外ならほとんどの場合はbe going toでOKです。

be going toはすでに予定していることを表す表現ですが、日常会話では「~する(予定です)」という表現を使うことが多いからですね。

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