トップ名 詞trust, confidence, reliance

trust, confidence, reliance「信頼」違いと使い分け

よく映画を見ていると、「Trust me!」というセリフが飛び出す場面があります。「俺を信じろ!」という意味だと思いますが、何故かそのシーンが頭にこびりついて消えないのです。

ということで、今回は名詞の「信頼」の同意語における、意味の違いや使い方、使い分けについて整理してみました。


① trust : 直観的で絶対的な信頼

相手の誠意や誠実さを信じていること、すなわち相手に対する「信頼」「信用」という意味で使われます。

完全な信頼(complete trust)の例に見られるように、絶対的な無条件の信頼というニュアンスが含まれています。

例文:
Trust is the most important thing for a bank.
信用は銀行にとって最も重要です。

Their relationship is based on trust and understanding.
彼らの関係は信頼と理解に基づいている。

I have complete trust in my husband.
わたしは夫を完全に信頼している。

 

② confidence : 理由や証拠などの根拠に基づく信頼

本来「自信」の意味です。

そこから、こちらの期待や予想を裏切らないという、自信や確信を前提とした、確たる根拠に基づく「信頼」を表します。

例文:
I want to have more confidence.
もっと自信を持ちたい。

He has great confidence in his ability.
彼の能力には大きな信頼を置いている。

I have full confidence in your ability to gather information.
私はあなたの情報収集能力には全幅の信頼を置いている。

③ reliance : 当てにすること、依存

依存」という意味で、何かに頼っている(rely on ‥)という状態を表します。

修飾する形容詞は、
heavy, increasing, excessive, great, exclusive
など、依存の程度を表わすものが多くなっています。

例文:
She acted in reliance on his promises.
彼女は彼の約束を信頼[当てに]して行動した。

Don't put too much reliance on her statement.
彼女の言葉を信用しすぎてはいけない。

There's an excessive reliance on the use of force by this administration.
この政府は武力に過剰に依存している。

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