スポンサーリンク   トップ動 詞kill, murder, slaughter

kill, murder, slaughter「殺す」意味違い、使い分け

 ニュースではよく kill という単語が使われて、murder という単語
 はあまり出てこないように思います。

 一方、ミステリー小説などでは逆に murder の方が出てきて、kill
 という単語は少ないように感じています。

 さてこれらの同じ「殺す」という二つの単語ですが、何が違うのでし
 ょうか?

 今回は「殺す」の類義語のニュアンスの違いと使い方について、まと
 めました。


kill : 「殺す」という意味の最も一般的な語

 kill は、「殺す」「生命を奪う」という意味の最も一般的な語です。
 その内容に関しては何ら特定するような部分はなく、単に人や動物、
 植物など生き物の命を奪うときに使われます。

 人や動物、病気や事故、災害なども主語となり、murder のような
 殺意の有無は関係ありません。ちょっと変わった使い方としては、
 kill time(暇つぶしをする)という表現もあるので覚えておきたい
 ものです。

 例文:
 ・I first killed a frog when I was seven years old.
  わたしは7歳の時に初めて蛙を殺した。

 ・I read it to kill time.
  わたしは暇つぶしにそれを読みます。

murder : 人を殺す

 murder は、「人を殺す」という意味です。
 悪意をもって意図的に人を「殺す」ことを表し、特にそれが違法に行
 われた場合に使われます。

 例えば、戦場において敵を殺すという行為は kill になり、違法とはな
 りませんが、降伏した捕虜を殺すという行為は murder となり、国際
 法上違法な行為となり、罰せられることになります。

 例文:
 ・He is in jail for murdering his parents.
  彼は両親を殺したので刑務所に入れられている。

 ・She murdered her husband for the money.
  彼女はそのお金のために夫を殺害した。

slaughter : 家畜や動物を食用にするために殺す

 主に家畜や動物を食用にする目的などで、解体処理することを意味し
 ます。

 人を殺すという意味で使った場合は、人を野蛮な方法で「虐殺する」
 という意味になり、特にその暴力的な(虐殺の)方法が強調されるこ
 とになります。

 例文:
 ・The lambs were slaughtered for market.
  子羊たちは屠殺され市場に出された。

 ・The terrorists ruthlessly slaughtered dozens of children.
  テロリストは情け容赦なく多くの子供を殺した。

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