トップ名 詞heart, mind, spirit, soul

heart, mind, spirit, soul 意味違いと使い分け

久しぶりに名詞の同意語の復習です。

「心」・・日本語の単語としては一つなのですが、英語ではニュアンスの違いによりいくつかの異なる単語があり、使い分けられています。

heart, mind, spirit, soul の4つ。
いずれの語も気持の部分を表すときに使われますが、日本語化もかなり進んでいる単語です。

英語の場合はこの4つの単語を正しく選んで使うことで、しっかりとそのニュアンスを伝えています。


① heart : 感情の中心としての心

文字通りには「心臓」のことで、生体機能の中心であるのと同様に人格や個性の中枢を意味しています。特に愛情や同情といった人間的な感情を 象徴して使われます。

例文 :
Jim has had a broken heart since Jane left him for another man.
ジェーンが他の男の元に走って、ジムは傷心している。

I've had a heavy heart since hearing about Mike's death.
マイクの死を聞き、わたしの心は沈んでいる。

 

② mind : 思考・認識・判断などの働き

肉体に対する意識の働きを表し、特に理性や意志など知的活動や精神面の象徴となります。

例文 :
Morgan has an open mind about most things.
モーガンはたいていのことには偏見がない。

Where does our conscious mind come from?
意識はどこから来るのだろうか。

③ spirit : 肉体を超えた「精神」や「魂」

本来、「(三位一体における)精霊」「妖精」「幽霊」などの霊的存在を意味します。そこから、比喩的な意味での「精神」や「魂」など、ある特定の心的態度を表します。

また、感情の大きな抑揚を指して、高揚した気分や意気消沈した気分を表すことがあります。(ただし複数形)さらに「~の性質を持った人」の意味にも用いられます。

例文 :
The Trinity is Father, Son and Holy Spirit.
三位一体とは父なる神と子なる神と聖霊である。

Bill was in high spirits after winning her first marathon.
初マラソンで勝利して、ビルは意気揚々としていた。

④ soul : 精神の宿る場所としての心

本来、肉体に対する「魂」を意味し、そこから魂の具現たる人そのもの(poor soul, sensitive soul)を指す場合にも使われます。物理的存在としての body に対して、精神の拠り所の象徴となります。

例文 :
I believe that humans have an immortal soul.
人間には不滅の魂があると信じている。

The world of politics is too harsh for such a sensitive soul.
こんな繊細な人に、政治の世界はとても過酷すぎる。

トップP/接続詞/副 詞/動 詞/形容詞/名 詞/時 間/場 所/前置詞/その他 


a:38265 t:33 y:44